配分枚数1万枚以上の大型分売!ラクス(3923)の立会外分売詳細と予想

2017年8月22日(火)~ 8月25日 (金)に立会外分売実施が予定されている、ラクスの分売詳細情報です。

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ラクスの立会外分売詳細

銘柄名ラクス(3923)【東証マザーズ】
発表日2017年8月14日(月)
分売予定日2017年8月22日(火)~ 8月25日 (金)
分売実施日2017年8月22日(火)
売買単位100株
申込上限2,000株
信用区分貸借
分売枚数11,300枚(1,130,000株)
分売総額約26.98億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,980円
割引率2.99%
分売目的流動性向上

ラクスの株式データと推移

発表日終値2,388円
発表日出来高922枚
分売前日終値2,041円
分売前日出来高3,213枚
予想PER55.24倍
実績PBR15.24倍
株主優待なし
予想配当利回り0.27%

ラクスの業績データ

2018年3月(予想)2017年3月2016年3月
売上高(百万円)6,0504,9324,077
営業利益(百万円)1,172975784
当期利益(百万円)837731526
ROA(%)21.1021.06
ROE(%)28.2829.60
自己資本比率(%)76.572.3

ラクスの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績

2016年11月29日以来の分売実施となります。

前回の結果は、始値+2.4%、終値+8.5%となっています。

分売目的

適時開示は「流動性向上の為」となっていて、枚数にして11,300枚の大型分売となっています。
一部昇格要件は既に満たしており、近いうちにでも昇格の可能性はあります。

流動性

板はそれなりに厚く、発表前の出来高平均は500枚前後と、流動性はまずまずなレベルと言えます。

株価・ボラリティ

ここ半年の株価推移は、1,500円を底値に2,500円の間で取引が行われております。
直近では2,000円がレンジ下限で、ここを下抜ければ調整局面に入る可能性があります。

PER58.59倍、PBR16.16倍の株価水準は、他と比較しても割高な水準になっています。

一日に値幅が大きく動くときもありますので、ボラリティが大きい銘柄と言えます。

配当金・株主優待

配当は1株5.55円となっており、配当利回りは0.26%です。

株主優待はなく、やや株主還元策に乏しいと言えます。

業績

今期予想は売上高+22.7%、利益+20.2%増収増益見込みで、好調な業績を維持しております。

成長性と収益性が高く、グロース株投資としての魅力はあります。

総合評価(分売発表時点)

評価
C(5)

流動性はまずまずありますが、分売規模がかなり大きいですので、短期的な需給環境は悪くなりそうです。

賃借銘柄なので、実施日までに売りが入ると思いますが、元々割高の株価なのでかなり値を下げないと、反発もあまり期待できないかもしれません。

少なくとも短期取引では、あまり旨みのない分売となりそうです。

1万枚以上の枚数なので、申し込めば配分をもらえる可能性が高いですね。
分売価格が2,000円付近の値決めになれば、少し参加しても良いかなと考えております。
割れたとしても、相場環境さえ悪くならなければそのうち戻ってきそうだと思います。

総合評価(分売前日時点)

評価
C(5)

分売前日である本日も大きく値を下げて、発表時の株価より実に17%引きでの分売プライスとなっています。
分売価格は1,980円と、値打ち感を演出した?値決めとなっています。

確かにかなり値を下げているので参戦したくはなるのですが、相場がまだリスク回避の動きがあることと、やはり枚数が多く短期の需給が良くないことが、参加の悩みどころですね。

リスク承知で少しだけ参加するのもアリですが、最終的には明日朝の板気配を見て決めようかと思います。
絶対損したくないという方は、参加を見送った方が賢明かと思いますね。

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