2018年8月22日(水)~2018年8月29日(水)に立会外分売実施が予定されている、JBイレブン(3066)の分売詳細情報です。 132 昨年2月28日以来の実施となります。 昇格要件に達しておらず、前回と同じく株主による売却目的の可能性が高いです。 現在の板は150枚以上、発表前の出来高平均は30枚程度と流動性はそこそこ。 株価はずっと900円台前半で推移しており、値動きがほぼない状態になっています。 PER116.75倍・PBR6.97倍の株価は、同業他社と比較してかなり割高。 一日の値幅は10円程度とボラは小さめ。 年間配当は未定。 株主優待は3月と9月に100株以上保有で、食事優待券(500円券)が2枚もらえる。 今期業績は売上+4.3%・利益+28.2%と、前期から一転して増益予想。 前回の分売は今回よりも少ない条件でしたが、終日分売価格割れで終わる結果となりました。 今回も普段の流動性と比べて枚数が多くなっており、当日までに改善されなければ売り圧力に押されて厳しい結果になると思われます。 株価も割高でありリスクが高いと思いますので、現在のところ見送る予定でいます。 本日は前日比5%以上と大きく下げたのにも関わらず、3%の割引率で決まったことは評価できます。 出来高も少し増えているのですが、やや物足りない水準であり、今回の枚数を捌ききるのは厳しそうだと思います。 割安性も皆無であり、あえてリスクを冒してまで参加しなくて良さそうです。JBイレブンの立会外分売詳細
銘柄名 JBイレブン(3066)【名証二部】 発表日 2018年8月8日(水) 分売予定日 2018年8月22日(水)~2018年8月29日(水) 分売実施日 2018年8月22日(水) 売買単位 100株 申込上限 300株 信用区分 信用 分売枚数 2,400枚(240,000株) 発行株式数比率 約3.4% 分売総額 2.23億円(分売発表日終値ベース) 分売価格 837円 割引率 3.01% 分売目的 分布状況の改善、流動性向上 JBイレブンの株式データと推移
発表日終値 928円 発表日出来高 25枚 分売前日終値 863円 分売前日出来高 147枚 予想PER 116.75倍 実績PBR 6.97倍 株主優待 3月末・9月末
100株…食事優待券(500円券)×2予想配当利回り 未定 JBイレブンの業績データ
2019年3月(予想) 2018年3月 2017年3月 売上高(百万円) 7,315 7,016 6,637 営業利益(百万円) 103 148 当期利益(百万円) 55 -266 40 ROA(%) – -5.97 0.93 ROE(%) – -25.29 3.43 自己資本比率(%) – 19.9 27.6 JBイレブン の立会外分売評価と予想
上場日・分売実績など
昨年の結果(分売枚数:1,740枚、割引率:3.00%)は、始値-3.5%・終値-4.4%とマイナスリターンで終えています。分売目的
流動性
株価・ボラティリティ
配当金・株主優待
現在の優待利回りは2.19%。業績
1Q決算の経営利益進捗率は3%と、下振れした前期(7%)より下回っています。総合評価(立会外分売発表時点)
評価 D(4)
来月末に優待権利を控えていますが、優待狙いの買いは分売終了後になりそうです。総合評価(立会外分売前日時点)
評価 D(4)
市場も手控えムードとなっており、地方上場である本銘柄にまで買いが入るか微妙と言えそう。
私も明日の板気配に関わらず見送ります。