優待間近の割安賃借銘柄!日伝(9902)の立会外分売予想

2019年2月19日(火)~2019年2月22日(金)に立会外分売実施が予定されている、日伝(9902)の分売詳細情報です。

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日伝の立会外分売詳細

銘柄名日伝(9902)【東証一部】
発表日2019年2月12日(火)
分売予定日2019年2月19日(火)~2019年2月22日(金)
分売実施日2019年2月19日(火)
売買単位100株
申込上限500株
信用区分貸借
分売枚数2,000枚(200,000株)
発行株式数比率約0.6%
分売総額3.12億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,477円
割引率2.44%
分売目的株主による売却

日伝の株式データと推移

発表日終値1,560円
発表日出来高146枚
分売前日終値1,514円
分売前日出来高943枚
予想PER10.89倍
実績PBR0.64倍
株主優待3月末
100株以上…QUOカード1,000円分
9月末
100株以上…さぬきうどん1,500円相当
予想配当利回り2.65%

日伝の業績データ

2019年3月(予想)2018年3月2017年3月
売上高(百万円)126,000119,712103,736
営業利益(百万円)6,2706,0515,037
当期利益(百万円)4,3604,3543,704
ROA(%)4.853.78
ROE(%)9.577.62
自己資本比率(%)51.050.3

日伝の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2018年2月20日以来の実施。
前回の結果(枚数:2,000枚、割引率:2.48%)は、始値+3.4%・終値+3.7%となっています。

分売目的

株主名の記載はありませんが、売却の為に行われる分売となっています。

流動性

現在の板は200枚以上、発表前の出来高平均は150枚程度と一定の流動性はある。

株価・ボラティリティ

ここ数か月の株価は小動きで推移していますが、長期では下落トレンドが続いています。
来期は中国経済減退減衰の影響で減益が予想されており、積極的な買いが入りづらい状況。

PER10.89倍・PBR0.64倍の株価は、同業他社と比べて割安の水準

ボラはどちらかと言えば小さめ。

配当金・株主優待

年間配当は1株40円で利回りは2.65%

直近の株主優待は3月末に100株以上保有で、社会貢献寄付金付クオカード1,000円分がもらえる。
配当とあわせた総合利回りは3.31%(クオカード優待のみ)。

業績

今期業績予想は売上+5.3%・利益+3.6%と、前期大幅増益から一転、新基幹システムの償却負担で微益となる見込み。
ただ3Q決算の進ちょく率は83%と順調で、やや上振れの可能性あり。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
A(8)

前回は実施までに空売りがまずまず入ったこともあり、当日は堅調な結果となりました。
今回も同じ枚数で規模としても小さく、需給面では問題ありません。

出来高は多いとは言えませんが、賃借銘柄なので流動性の改善が期待できそう。
株価は上値の重い展開が続いており、直近では25日線が上値抵抗線として意識されています。

3月に人気のクオカード優待が控えているので、下値での買い需要はまずまずあるかと思います。
割安かつ小型の案件で、前回の結果も良好なので全力で参加する予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
B(7)

本日は一時1,400円台に沈んだものの、引け間際に反発してプラスで終えています。
少し買い戻されたと思われますが、買い需要が見られる1,400円台での値決めとなったことはプラス要素。

懸念材料だった出来高も大きく改善されており、難なく売りを吸収できるかと思います。
ただあまり下げなかったわりに割引率がやや渋いので、寄りで期待できるリターンは少し小さくなるかもしれません。

それでも優待狙いの買いは出そうなので下値は堅そう。
前回予想同様、利益は出ると予想して、各社から参加する予定です

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