一部昇格狙いの実施!串カツ田中(3547)の立会外分売予想

2018年1月29日(月)~1月31日 (水)に立会外分売実施が予定されている、串カツ田中の分売詳細情報です。

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串カツ田中の立会外分売詳細

銘柄名串カツ田中(3547)【東証マザーズ】
発表日2018年1月22日(月)
分売予定日2018年1月29日(月)~1月31日 (水)
分売実施日2018年1月29日(月)
売買単位100株
申込上限5,000株
信用区分信用
分売枚数4,564枚(456,400株)
発行株式数比率約5%
分売総額17.55億円(分売発表日終値ベース)
割引率3.01%
分売価格3,899円
分売目的一部昇格の為の形式要件の充足

串カツ田中の株式データと推移

発表日終値3,845円
発表日出来高1,761枚
分売前日終値4,020円
分売前日出来高2,148枚
予想PER94.10倍
実績PBR17.53倍
株主優待100株以上…お食事ご優待券2,000円相当
予想配当利回り未定

串カツ田中の業績データ

2017年11月(予想)2016年11月2015年11月
売上高(百万円)5,5293,972
営業利益(百万円)387316
当期利益(百万円)327258
ROA(%)
ROE(%)
自己資本比率(%)

串カツ田中の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2016年9月14日に東証マザーズに上場。
今回が初めての立会外分売実施となります。

分売目的

実施目的には「一部昇格のための形式要件充足」とあり、1年ルールこそ過ぎていますが、その他の要件を満たしているか微妙であるため、昇格はもう少し先になる可能性があることに注意が必要です。

流動性

現在の板は1,000枚、発表前の出来高平均は3,000枚程度と流動性はかなり高い

株価・ボラリティ

ここ数か月の株価ですが、昨年の9月頃までずっと1,000円台で推移していましたが、11月決算発表後以降、実質的な増配、株式分割や昇格期待を材料とした買いが入り、一時7,000円を超えています。

PER100.54倍、PBR18.73倍の株価は、同業他社と比べて非常に割高の水準

知名度のあるマザーズ銘柄ということで、値動きが大きく一日で100円~300円動くのが当たり前の状況。

配当金・株主優待

配当は未定。

株主優待ですが、

  • 100株以上保有でお食事優待券2,000円分
  • 300株以上保有でお食事優待券4,000円分
  • 600株以上保有でお食事優待券6,000円分
  • 900株以上保有でお食事優待券8,000円分

上記の串カツ田中で使える「お食事優待券」がもらえます。
100株以上の場合、優待利回りは0.4%~0.5%程度。

業績

今期は売上+39.2%・利益+22.5%と堅調な業績となる見込み。
これで7期連続増収、4期連続で最高益を更新することになります。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

昇格狙いの立会外分売実施となりますが、流通株式数(比率)における昇格要件を満たせるか微妙なラインであるため、分売後すぐに昇格とは行かないでしょう。

流動性は高いですが、分売規模17億円発行株式数比率5%もの大型分売をこなせるか不安視されます。

発表後に株価が急騰しており、このままの株価水準で実施を迎えるとなると厳しい展開になるかもしれません。
PER100倍前後の割高銘柄に買いが入るか微妙なので、ややリスクのある案件と言えます。

個人的にはもうすこし調整してくれないと買いづらいので、現段階では参加は保留とします。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

発表直後は高騰しましたが、その後は急落しています。
割引率は3%で決まり、発表日終値とほぼ変わらない分売価格となりました。

流動性は高いままなので展開によっては利益が出ると思いますが、値動きが非常に荒く分売価格を下回る動きになることも予想されます。

参加するなら当日朝の買い板が十分にあることを確認してから、損失覚悟で挑むべきでしょう。
私も全力参加はしませんが、当日の板気配を見てから決めたいと思います。

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