一部昇格決定!ファイズ(9325)の立会外分売予想

2018年12月11日(火)~2018年12月13日(木)に立会外分売実施が予定されている、ファイズ(9325)の分売詳細情報です。

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ファイズの立会外分売詳細

銘柄名ファイズ(9325)【東証マザーズ】
発表日2018年11月26日(月)
分売予定日2018年12月11日(火)~2018年12月13日(木)
分売実施日2018年12月11日(火)
売買単位100株
申込上限200株
信用区分信用
分売枚数5,400枚(540,000株)
発行株式数比率約5%
分売総額5.82億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,107円
割引率2.55%
分売目的市場変更における形式基準の充足

ファイズの株式データと推移

発表日終値1,078円
発表日出来高220枚
分売前日終値1,136円
分売前日出来高2,157枚
予想PER42.71倍
実績PBR11.24倍
株主優待なし
予想配当利回り0.48%

ファイズの業績データ

2019年3月(予想)2018年3月2017年3月
売上高(百万円)9,0037,4285,215
営業利益(百万円)518469345
当期利益(百万円)308301200
ROA(%)14.7212.42
ROE(%)32.2443.24
自己資本比率(%)52.838.5

ファイズの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

今年9月以来の実施。
前回の結果(枚数:1,600枚、割引率:2.53%)は、始値+2.0%・終値+1.1%となっています。

分売目的

12月18日付での一部市場変更の承認を受けていて、流通株式比率要件を満たすために行われる分売となります。

流動性

現在の板は400枚以上、発表後の出来高平均は600枚程度と流動性はまずまず

株価・ボラティリティ

前回の分売後は昇格期待もあって10月末に1,717円まで上昇。
ただ中間決算が不調となったことで、その後は1,000円付近まで売られています。

PER42.71倍・PBR11.24倍の株価は、同業他社と比較してかなり割高

分売発表後は値動きが荒くなっており、ボラティリティの高い状況になっています。

配当金・株主優待

年間配当は1株6円で利回りは年0.48%
今までは無配でしたが、一部昇格の記念配当として実施。

株主優待は創設されておりません。

業績

今期業績予想は売上+21.2%・利益+10.4%と、二桁増収増益見込み。
しかし中間決算時点で進捗率31%と、前年同期(52%)を大幅に下回っております。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

枚数は5,000枚と以上と多く、発行株式比率も5%重量感のある案件と言えます。
出来高は発表以降増えておりますが、板はそれほど厚くなく実施までに増加してほしいところ。

株価は短期の下落トレンドでしたが、昇格発表を材料に上昇、現在は1,200円台で推移しています。
材料が出るとボラが大きくなる傾向があり、仕手に狙われると売却タイミングが難しくなりそう。

昇格決定を材料に反発していますが、今回の分売による需給悪化懸念もあるので、そこまで大きくは上昇しなさそうでしょうか。
年初来安値の1,000円付近まで調整すれば、短期の反発が見込めそう。

前回よりも枚数が多く分売価格割れリスクもある案件ですが、値ごろ感のある値決めとなれば一部から参加しようかと考えています。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

発表以降一時は1,400円台に乗せていた株価は、本日14%安と大きく売り込まれています。
ほぼ前回と同様の割引率となりましたが、このボラの大きさを考えると渋いです。

出来高は増加していますが板が薄く、明日買いが増えない限り、今回の枚数を支え切ることが厳しいかと思われます。
ここ最近の分売結果が思わしくないこともマイナス要素となります。

市場も米中摩擦英国EU離脱問題GDP下方修正などで投資心理が冷え切っている状況であり、このまま明日をむかえると分売価格割れで始まることも十分考えられるでしょう。

地合いも不安定ですし、損する確率の方が高いことから見送る予定です。

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