17,000枚放出の大型分売!ステムリム(4599)の立会外分売予想

2020年2月14日(金)~2020年2月18日(火)に立会外分売実施が予定されている、
ステムリム
(3484)の分売詳細情報です。

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ステムリムの立会外分売詳細

銘柄名ステムリム(4599)【東証マザーズ】
業種医薬品
企業詳細大阪大学発バイオベンチャー。主開発品のHMGB1ペプチドは導出先の塩野義製薬から開発進捗報奨金を見込む。
発表日2020年2月3日(月)
分売予定日2020年2月14日(金)~2020年2月18日(火)
分売実施日2020年2月14日(金)
売買単位100株
申込上限10,000株
信用区分信用
分売枚数17,000枚(1,700,000株)
発行株式数比率約3.2%
分売総額14.57億円(分売発表日終値ベース)
分売価格744円
割引率2.87%
分売目的株主による売却

ステムリムの株式データと推移

発表日終値857円
発表日出来高777枚
分売前日終値766円
分売前日出来高4,263枚
予想PER-倍
実績PBR3.99倍
株主優待なし
予想配当利回り無配

ステムリムの業績データ

2020年7月(予想)2019年7月2018年7月
売上高(百万円)400100200
営業利益(百万円)-1,090-726-375
当期利益(百万円)-1,137-721-323
ROA(%)-31.27-21.77
ROE(%)-32.28-22.56
自己資本比率(%)96.697.3

ステムリムの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年8月に東証マザーズに新規上場。
今回が初めての分売実施となります。

分売目的

今回は上位株主による売却の為の分売となります。

流動性

現在の板は1,000枚以上、発表前の出来高平均は1,000枚以上と流動性は高い。

株価・ボラティリティ

公募割れの初値を付けたものの、その後セカンダリーによる買いが入り1,100円近くまで上昇。
ただ今期業績が赤字拡大予想となったことにより、上値が抑えられる展開が続いています。

赤字のバイオベンチャーのため割安性は計測不能。

上場から日が浅い為か、値動きはやや大きめ。

配当金・株主優待

年間配当は無配。

株主優待もなし。

業績

今期業績は売上+300%増ながら、3期連続の赤字拡大となる見込み。
アナリスト予想は売上700百万円・利益-827百万円と、ともに強気の評価。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

売り出す枚数は非常に多く、規模も重めの案件となります。
流動性はあるものの、今回の枚数を吸収できるほどではありません。

今のところ需給悪化を懸念した売りはそれほど見られず、持ちこたえている状況。
ただ特に買い材料もなく、実施日まで軟調な展開になると思われます。

上限枚数が多いためまとまった売りが出やすく、リスクを考えれば参加メリットが低い分売となりそう。
現在の条件では分売価格割れの可能性もありそうなので、見送り方向で考えています。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

実施が近づくにつれて売られていき、本日も下落が止まらず、ほぼ安値引けで取引を終えています。
ディスカウントは新興銘柄としては物足りない条件。

出来高は増加していますが板は薄く、短期参加者が多ければ分売価格割れの可能性が高そう。
調整が進んだものの下値の目途が見えず、展開によってはさらに下げそう。

分売に合わせるかのように研究所開設のIRが出ましたが、当日の売り圧力を吸収できるものではなさそうです。
全員がスルーすればなんとかなるかもしれませんが、リスクの方が高い案件なので見送ります。

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