【自社製品の優待あり】はごろもフーズ(2831)の立会外分売詳細と予想

2017年8月31日(木)~ 9月4日 (月)に立会外分売実施が予定されている、はごろもフーズの分売詳細情報です。

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はごろもフーズの立会外分売詳細

銘柄名はごろもフーズ(2831)【東証二部】
発表日2017年8月23日(水)
分売予定日2017年8月31日(木)~ 9月4日 (月)
分売実施日2017年8月31日(木)
売買単位1,000株
申込上限3,000株
信用区分信用
分売枚数100枚(100,000株)
発行株式数比率約0.5%
分売総額約1.40億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,400円
割引率1.96%
分売目的分布状況の改善、流動性向上

はごろもフーズの株式データと推移

発表日終値1,400円
発表日出来高10枚
分売前日終値1,428円
分売前日出来高7枚
予想PER24.44倍
実績PBR1.05倍
株主優待3月末と9月末
1,000株以上保有⇒3,000円相当の自社商品
予想配当利回り1.29%

はごろもフーズの業績データ

2018年3月(予想)2017年3月2016年3月
売上高(百万円)78,50079,29877,849
営業利益(百万円)1,5002,8502,722
当期利益(百万円)1,1001,7581,787
ROA(%)3.803.90
ROE(%)7.377.81
自己資本比率(%)53.349.9

はごろもフーズの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績

ここ5年間の分売実績はありません。
2000年2月、東証二部に上場しています。

分売目的

適時開示には「分布状況の改善、流動性向上」とあり、出来高は低くなっているため適時開示どおりの分売目的と言えそう。

流動性

板はかなり薄く、発表前の出来高平均は3枚前後と、流動性は非常に低いです。
単元株数がいまだに1,000株単位となっていて、購入単価が高いことから取引は閑散としています。

株価・ボラリティ

株価は1,300円~1,400円のレンジとなっています。トレンドとしては下落傾向

PER23.96倍、PBR1.03倍の株価は、同業他社と比較して平均的水準と言えます。

板はスカスカですが、値動きは大きくなくボラリティは低いです。

配当金・株主優待

配当は1株18円で、配当利回りは1.29%となっています。

株主優待は1,000株以上保有で年2回、3,000円分の缶詰やパスタがもらえます。優待利回りは0.43%
9月末権利を控えており、分売後の値動きにも多少影響してくるかと思います。

業績

今期予想は売上こそほぼ横ばいですが、利益-47.4%と大幅な減益見込みとなっています。
かつおなどの原材料価格の上昇、物流費の増加などが要因とされています。

総合評価(分売発表時点)

評価
D(3)

まず単元株数は1,000株単位ですので、多くの資金が必要となり、積極的に参加しにくいですね。

さらに流動性も非常に乏しく、今回の枚数であっても捌けるかどうか少々不安が残ります。

普段の値動きは小さいので値嵩株の割にリスクは低いですが、さすがに1枚140万円前後を投じて参戦するのは、ローリスクである立会外分売投資の趣旨にあわないため、参加は控えた方が良いでしょう。

総合評価(分売前日時点)

評価
D(3)

株価は分売発表後、自社製品の値上げ決定を受けて上昇しております。
分売価格は発表日終値に合わせるかのように、1,400円で決まっております。

割引率は1.96%と渋く、お買い得感はないですね。
さらに板と出来高を含めた流動性も乏しく、分売数量こそ少ないですが厳しそうかと思います。

140万円という投資資金が必要となり、下に向かった時のリスクが高すぎるので、無理して参加する必要はないでしょう。
もちろん私もパスします。

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