2か月ぶり&1万枚の大型分売!アイモバイル(6535)の立会外分売予想

2018年4月10日(火)~4月17日(火)に立会外分売実施が予定されている、アイモバイル(6535)の分売詳細情報です。

スポンサーリンク

アイモバイルの立会外分売詳細

銘柄名アイモバイル(6535)【東証マザーズ】
発表日2018年4月3日(火)
分売予定日2018年4月10日(火)~4月17日(火)
分売実施日2018年4月10日(火)
売買単位100株
申込上限500株
信用区分信用
分売枚数10,000枚(1,000,000株)
発行株式数比率約4.73%
分売総額12.41億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,080円
割引率2.96%
分売目的市場変更における形式基準の充足

アイモバイルの株式データと推移

発表日終値1,241円
発表日出来高874枚
分売前日終値1,113円
分売前日出来高1,517枚
予想PER15.75倍
実績PBR2.20倍
株主優待なし
予想配当利回り無配

アイモバイルの業績データ

2018年7月(予想)2017年7月2016年7月
売上高(百万円)17,56115,68814,749
営業利益(百万円)2,4002,3592,146
当期利益(百万円)1,594,5391,427
ROA(%)14.2619.78
ROE(%)19.3431.65
自己資本比率(%)75.770.1

アイモバイルの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

今年2月14日以来とおよそ2か月ぶりの分売実施。
前回(枚数2,000枚、割引率-2.56%)の結果は、始値+0.3%・終値-0.9%となっています。

分売目的

適正開示に記載されているとおり、一部市場変更に向けた形式基準の充足の為に行われる分売です。
今回の分売をもっても流通株式比率で要件未達となるため、さらなる売出施策が必要と思われます。

流動性

現在の板は500枚以上、発表前の出来高平均は700枚程度と流動性は高め

株価・ボラティリティ

株価は前回の分売後(終値1,169円)、一時1,300円近くまで回復する場面もありましたが、3月に発表された中間決算で広告費増大による減益が明らかになったことから1,100円台前半まで下押ししています。

PER15.75倍・PBR2.20倍の株価は、同業他社と比較して平均水準程度。

始値から3~4%の値動きで株価変動は大きめ。

配当金・株主優待

配当は無配。

株主優待もありません。

業績

今期業績は売上+11.9%・利益+1.7%で、増収ですが利益は頭打ちとなる見込み。
2Q時点での通期経常利益に対する進捗率は52.2%と、前年同期をやや下回っています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

今年2月に実施したばかりですが、早くも次なる売り出し施策が行われることになりました。
枚数は前回の5倍となっており、現在の流動性は低くはないものの、この枚数をさばききることは厳しいかと思います。

発表翌日である本日(4/4)、分売実施による需給悪化懸念で大きく下げておりますので、このまま直近安値である1,100円付近での値決めとなれば一旦の反発が期待できます。
ただそれでも業績は良くなく、これといった好材料がないため、今後も上値が重い展開が続くと思われます。

現在のところ不参加の予定ですが、直近安値を下回る分売価格となって、高いディスカウント率、流動性も向上していれば、参加の検討をします。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

本日は一旦安値から買い戻されたものの、引けにかけて下落しています。
割引率は3%近くとなり、発表日終値から13%安の値決めは値ごろ感があります。

ただ板の厚みが増えておらず、出来高も1万枚を捌けるほどのものではないですので、当日は分売価格を割ることも考えられます。
枚数が少ない前回でも終値でマイナスとなっていますので、今回はさらに厳しい結果になる可能性があるでしょう。

参加すれば配分はもらえると思いますが、当日の方が安く買えると思うので参加メリットは少ないと言えます。
私はリスクが高いと判断し見送ることにします。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする