ジェフグルメカード優待新設!テンポイノベーション(3484)の立会外分売予想

2019年6月12日(水)~2019年6月17日(月)に立会外分売実施が予定されている、テンポイノベーション(3484)の分売詳細情報です。

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テンポイノベーションの立会外分売詳細

銘柄名テンポイノベーション(3484)【東証一部】
業種輸送用機器
企業詳細飲食店向け中心に店舗賃貸事業を展開。首都圏の居抜き案件に集中、転貸物件多いが一部所有も。20年3月期は保有物件300件程度増。
発表日2019年5月31日(金)
分売予定日2019年6月12日(水)~2019年6月17日(月)
分売実施日2019年6月12日(水)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数400枚(40,000株)
発行株式数比率約0.4%
分売総額0.60億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,495円
割引率2.03%
分売目的流動性向上および分布状況改善

テンポイノベーションの株式データと推移

発表日終値1,510円
発表日出来高141枚
分売前日終値1,526円
分売前日出来高371枚
予想PER24.69倍
実績PBR6.39倍
株主優待3月末
100株以上…ジェフグルメカード3,000円分
予想配当利回り0.93%

テンポイノベーションの業績データ

2020年3月(予想)2019年3月2018年3月
売上高(百万円)10,0178,2296,689
営業利益(百万円)801733396
当期利益(百万円)545509235
ROA(%)6.543.79
ROE(%)28.0018.28
自己資本比率(%)24.521.9

テンポイノベーションの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2018年10月マザーズから東証一部に昇格。
今回が初めての立会外分売実施となります。

分売目的

実施目的に記載はありませんが、申込上限を100株としていることから株主数を増やす目的があると推測できます。
また分売発表と同時に優待新設していることも、株主数増加施策の一環と思われます。
(昨年9月時点の株主数は1,485名)

流動性

現在の板は150枚以上、発表前の出来高平均は200枚程度と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

株価は年末年始に1.200円台まで下げましたが、2月に業績上振れ期待による買いで1,850円まで上昇。
その後は調整局面となり、1,400円~1,600円での値動きとなっています。

PER24.69倍・PBR6.39倍の株価は、同業他社と比較してかなり割高と言える。

ボラティリティは普通程度。

配当金・株主優待

年間配当は1株14円で利回りは0.93%。

新設された株主優待は3月末に100株以上保有で、3,000円分のジェフグルメカードがもらえる。
配当と合わせた総合利回りは2.92%。

業績

今期業績は売上+21.7%・利益+9.3%と、販管費大幅増の影響で利益がやや伸び悩む見込み。
ただこれで7期連続の最高益更新と成長性は継続。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

枚数はたった400枚と少なく、小型規模の案件となります。
板は厚いとは言えませんが、一定の出来高はあるので需給面の不安はあまりないかと思われます。

同日に株主優待新設を発表しており、使い勝手の良いジェフグルメカードであることから注目されそう。
ただすでに割高の株価であることから、これ以上買われすぎると当日は買いが入りにくい展開になる可能性もあります。

HYPER空売りが可能なので、直近で反発している52週線付近まで調整が進んで欲しいところです。

基本的には参加方針であり、地合いと条件を確認したうえで決めたいと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(6)

分売発表後1,600円台を付ける場面もありましたが、その後は上値が重い展開が続き、結局は発表日終値とほぼ変わらない株価で引けています。
下落したわけではないので、2%の渋いディスカウントになったことは残念です。

高い流動性ではありませんが、今回の規模であれば問題なく捌けるでしょう。
優待買いの需要もあることから、寄りで分売価格を割れることはないと思います。

この枚数では配分されないと思いますが、各社から参加する予定です。

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