市場変更目的!テラスカイ(3915)の立会外分売予想

2018年5月8日(火)~5月10日(木)に立会外分売実施が予定されている、テラスカイ(3915)の分売詳細情報です。

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テラスカイの立会外分売詳細

銘柄名テラスカイ(3915)【東証マザーズ】
発表日2018年4月13日(金)
分売予定日2018年5月8日(火)~5月10日(木)
分売実施日2018年5月8日(火)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数2,800枚(280,000株)
発行株式数比率約4.9%
分売総額11.47億円(分売発表日終値ベース)
分売価格3,340円
割引率2.48%
分売目的分布状況の改善、,流動性の向上

テラスカイの株式データと推移

発表日終値4,095円
発表日出来高67枚
分売前日終値3,425円
分売前日出来高184枚
予想PER235.40倍
実績PBR13.13倍
株主優待なし
予想配当利回り無配

テラスカイの業績データ

2019年2月(予想)2018年2月2017年2月
売上高(百万円)6,7774,8643,534
営業利益(百万円)199268202
当期利益(百万円)82171128
ROA(%)5.9410.50
ROE(%)12.2021.65
自己資本比率(%)45.153.8

テラスカイの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2015年4月30日に東証マザーズに新規上場。
今回が初の立会外分売実施となります。

分売目的

適正開示には本則市場への市場変更を目指しているとの記載があります。
今回の分売でおおむね要件を満たすことになりますが、出来高不足の観点で承認されるか微妙と言えます。

流動性

現在の板は30枚、発表前の出来高平均は20枚程度と流動性はかなり低い

株価・ボラティリティ

ここ数ヶ月の株価ですが、VIXショックにより3,600円台まで下げて以降、4,000円前後のレンジで取引されています。

PER155.64倍・PBR16.35倍の株価は、同業他社と比較してかなり割高の水準。

一日の値動きは始値から1~2%程度と、新興銘柄の割にはボラが小さめ。

配当金・株主優待

年間配当は無配。

株主優待もありません。

業績

今期業績は売上+39.3%・利益-25.7%と大幅な減益見込み。
経営利益-32.8%、当期も-52.0%と前期と一転して厳しい予想となっています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(3)

まず流動性が低く、今回の枚数を吸収できる水準でないことが不安要素になります。
特にここ最近は出来高が10枚にも満たない日があります。

さらに割高の株価業績不調新株予約権発行株価下落のネガティブ要素が多く、参加のリスクが大きいと言えます。

かなり調整されれば一旦の反発が期待できますが、それでも割高の値嵩株のため参加しづらい。
分売条件がよほど良くないかぎりは、今のところ不参加の予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

分売価格は発表日から16%安年初来安値で決まっています。
昨年9月以来の価格で買えることはプラス要素。

しかし流動性は依然物足りなく板がスカスカのままですので、明日の朝も買い板が増えない状況であれば、分売価格を割れる展開が考えられます。
かなり値を下げていますので一旦反発する可能性もありますが、業績不振の割高銘柄のため上値も重たいでしょう。

また分売としては値嵩株でリスクもあり、安全に行きたい方は見送りが良さそう。
私も今回は見送る予定でいます。

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