2017年7月19日(水)~ 7月21日 (金)に立会外分売実施が予定されているエンチョーの分売詳細情報です。
エンチョーの立会外分売詳細
銘柄名 | エンチョー(8208)【ジャスダック】 |
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発表日 | 2017年7月11日(火) |
分売予定日 | 2017年7月19日(水)~ 7月21日 (金) |
分売実施日 | 2017年7月19日(水) |
売買単位 | 1,000株 |
申込上限 | 4,000株 |
信用区分 | 信用 |
分売枚数 | 135枚(135,000株) |
分売総額 | 約0.62億円(分売発表日終値ベース) |
分売価格 | 441円 |
割引率 | 1.78% |
分売目的 | 株主数増加、流動性向上 |
エンチョーの株式データと推移
発表日終値 | 462円 |
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発表日出来高 | 10枚 |
分売前日終値 | 449円 |
分売前日出来高 | 3枚 |
予想PER | 30.71倍 |
実績PBR | 0.68倍 |
株主優待 | 3月末 1,000株以上保有⇒優待券(200円)60枚 2,000株以上保有⇒優待券(200円)120枚 3,000株以上保有⇒優待券(200円)180枚 4,000株以上保有⇒優待券(200円)240枚 5,000株以上保有⇒優待券(200円)300枚 |
予想配当利回り | 2.23% |
エンチョーの業績データ
2018年3月(予想) | 2017年3月 | 2016年3月 | |
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売上高(百万円) | 38,000 | 38,568 | 40,343 |
営業利益(百万円) | 550 | 524 | 425 |
当期利益(百万円) | 200 | 99 | 90 |
ROA(%) | – | 0.26 | 0.23 |
ROE(%) | – | 1.09 | 0.98 |
自己資本比率(%) | – | 23.9 | 23.0 |
エンチョーの立会外分売評価と予想
上場日・分売実績
立会外分売は、2012年2月以来の実施となります。
その時の結果は始値+0.2%、終値+0%となりましたが、5年以上も前のことなので、あまり比較対象にはならないでしょう。
分売目的
適時開示には「流動性向上」とありますが、分売を行う枚数自体が少ないので、あまり効果が見込めないと思われます。
前回と同じく、上位株主による売却が本来の目的としてみるのが正しそうです。
流動性
板はかなり薄く、発表前の出来高平均もわずか5枚前後と、流動性は非常に低いと言えます。
実施日までに流動性の改善が見られないようだと、少々厳しくなるかもしれません。
株価・ボラリティ
株価はここ一年でも、450円~500円で推移しており安定した値動きとなっています。
ただ現在はやや下降トレンドとなっています。
PER31.33倍、PBR0.69倍の株価水準は他社と比較して少し割高となっていますが、気にするレベルではないと思います。
ボラリティが低い銘柄ですので、リターンもそこそこですが、下落によるリスクも低いです。
配当金・株主優待
配当金は1株10円で、利回りは現在のところ2.18%となっています。
優待は1,000株以上で12,000円分の優待券がありますが、2,000円毎に1枚ずつ利用可能と利用制限があります。
すべて優待券を使うとなると、12万円分のお買い物が必要。
業績
業績ですが、前期は-4.4%の減収になったものの増益で終えており、今期も売上横ばいの利益増となる見込み。
ただ競合他社と比較して収益性・成長性が低く、将来性に不安が残る。
総合評価(分売発表時点)
評価 | |
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C(5) | |
一番の心配事は板の薄さと、出来高の少なさになるでしょう。 ただ直近では底値となる株価で推移しておりますので、このまま株価が上がりすぎず、割引率もよければ参加するのもありだと思います。 私はディスカウント率次第で少し参加も考えてはいますが、この枚数ではまず配分は期待できませんね。 |
総合評価(分売前日時点)
評価 | |
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D(4) | |
立会外分売実施前日の株価は大きく売られて、一時年初来安値まで下落しました。 分売発表当日から見れば4.5%割引でお得に見えますが、本日の出来高はたった3枚と流動性に大きな不安を抱えております。 株価が安値圏ではあるので、もしかしたら利益を取れる場面もあるかもしれませんが、資金も多く必要でかつ配分期待も薄いとなると、見送りの方が良いかもしれません。 私は見送りとします。 |