2018年8月17日(金)~2018年8月22日(水)に立会外分売実施が予定されている、オークネット(3964)の分売詳細情報です。 3,822 昨年3月7日に東証一部上場。 申込上限が一枚に設定されていることから、株主数増加目的のために行われる分売だと推測されます。 現在の板は100枚以上、発表前の出来高平均は300枚程度と流動性はまずまずある。 最近の株価は1,300円~1,500円での値動きでしたが、7月中旬に仕手株化のような動きを見せ、2,000円手前まで高騰しています。 PER116.85倍・PBR2.20倍の株価は、同業他社と比較して同水準程度です。 一日に100円以上動く日もあるなど、一部銘柄としては値動きが激しい。 年間配当は1株26円で利回りは1.90%。 株主優待はありません。 今期業績は売上+8.9%・利益+15.5%と、増収増益で回復見込み。 分売枚数は多くなく、発行株式から見ても小型の案件となっています。 出来高もまずまずとあり、今回の枚数であれば難なく吸収できると思われます。 順調に空売りが入ればまずまずのリターンが見込めそうです。 ただ本日トルコリラ急落によるリスク回避の動きが出ており、今後の地合い悪化が懸念されます。 地合い悪化の影響もあって、分売価格は発表日から14%安と値ごろ感があります。 流動性は板&出来高ともに増加しており、問題なく捌けるでしょう。 地合いが不安定なことが気になりますが、あまり影響がないと予想し各社から参加する予定です。オークネットの立会外分売詳細
銘柄名 オークネット(3964)【東証一部】 発表日 2018年8月10日(金) 分売予定日 2018年8月17日(金)~2018年8月22日(水) 分売実施日 2018年8月17日(金) 売買単位 100株 申込上限 100株 信用区分 貸借 分売枚数 1,348枚(134,800株) 発行株式数比率 約0.5% 分売総額 2.07億円(分売発表日終値ベース) 分売価格 1,326円 割引率 2.50% 分売目的 分布状況の改善、流動性向上 オークネットの株式データと推移
発表日終値 1,541円 発表日出来高 166枚 分売前日終値 1,360円 分売前日出来高 505枚 予想PER 16.85倍 実績PBR 2.20倍 株主優待 なし 予想配当利回り 1.90% オークネットの業績データ
2018年12月(予想) 2017年12月 2016年12月 売上高(百万円) 21,142 19,409 19,983 営業利益(百万円) 3,245 4,041 当期利益(百万円) 2,227 1,767 2,183 ROA(%) – 6.66 9.07 ROE(%) – 12.36 19.99 自己資本比率(%) – 60.0 47.2 オークネットの立会外分売評価と予想
上場日・分売実績など
今回が初めての分売実施となります。分売目的
現在のところ降格要件に達している項目はありません。流動性
株価・ボラティリティ
配当金・株主優待
業績
ただ直近2Q決算の利益進捗率は48.2%と前年同期(61.0%)を下回っており、やや雲行きが怪しくなっています。総合評価(立会外分売発表時点)
評価 C(6)
賃借銘柄なので、当日の買戻しによる上昇も期待できます。
一応参加方針でいますが、当日の地合いによっては見送るかもしれません。総合評価(立会外分売前日時点)
評価 B(7)
本日は一時年初来安値を記録しています。
ボラが大きいことには注意が必要ですが、寄りで割れる可能性は低く、安定した利益が狙えそう。