2017年9月7日(木)~ 9月13日 (水)に立会外分売実施が予定されている、富士ピー・エスの分売詳細情報です。
富士ピー・エスの立会外分売詳細
銘柄名 | 富士ピー・エス(1848)【東証二部】 |
---|---|
発表日 | 2017年8月23日(水) |
分売予定日 | 2017年9月7日(木)~ 9月13日 (水) |
分売実施日 | 2017年9月7日(木) |
売買単位 | 100株 |
申込上限 | 500株 |
信用区分 | 信用 |
分売枚数 | 5,000枚(500,000株) |
発行株式数比率 | 約2.7% |
分売総額 | 約1.84億円(分売発表日終値ベース) |
分売価格 | 437円 |
割引率 | 2.67% |
分売目的 | 昇格における形式要件の充足 |
富士ピー・エスの株式データと推移
発表日終値 | 368円 |
---|---|
発表日出来高 | 47枚 |
分売前日終値 | 449円 |
分売前日出来高 | 766枚 |
予想PER | 11.05倍 |
実績PBR | 1.19倍 |
株主優待 | 9月末 100株以上…オリジナルクオカード500円分 |
予想配当利回り | 2.00% |
富士ピー・エスの業績データ
2018年3月(予想) | 2017年3月 | 2016年3月 | |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 30,000 | 21,650 | 23,014 |
営業利益(百万円) | 920 | 543 | 624 |
当期利益(百万円) | 720 | 534 | 496 |
ROA(%) | – | 2.72 | 2.55 |
ROE(%) | – | 8.12 | 7.98 |
自己資本比率(%) | – | 34.2 | 32.9 |
富士ピー・エスの立会外分売評価と予想
上場日・分売実績
今年3月2日以来の分売実施です。
前回の結果は、始値+1.0%、終値+1.7%の結果となっています。
分売目的
分売目的には「昇格における形式要件の充足」とあり、株主数は今回の分売後に要件を満たす見込みですので、近々昇格の可能性が高いでしょう。
流動性
板はそこそこ、発表前の出来高平均は100枚前後と、流動性は低いと言える。
ただ発表後は大きく出来高が増えて、現在は600枚程度となっています。
株価・ボラリティ
8月半ばまで300円後半での落ち着いた値動きでしたが、優待新設と昇格に向けての分売発表を受けて急騰し、一時500円台に乗せています。
現在は455円~475円の間で取引されています。
PER11.52倍、PBR1.24倍の株価は一見割安に見えますが、同業他社と比較した場合、市場平均並みと言えます。
急騰後は大きな株価変動がなく、ボラリティとしてはそこまで高くはないでしょう。
配当金・株主優待
配当は1株9円で利回りは1.92%。
新しく株主優待が新設されて、年一回100株保有で500円分のクオ・カードがもらえます。
現在の優待利回りは1.07%。配当と合わせた総合利回りは2.99%ほど。
今月末に権利日が控えており利回りもまずまずの水準なので、分売後の値動きにも影響が出そうです。
業績
今期予想は売上高+37%、利益+70%と、前期から一転して大幅な増収増益の見込み。
総合評価(分売発表時点)
評価 | |
---|---|
C(6) | |
今回は一部昇格のための分売とあって、発表翌日はストップ高になるなど、大きく株価が上昇しております。 枚数は多いですが規模としてはそこまで大きくなく、板も厚くなり流動性も高くなっていますので、下値はしっかりとなりそう。 大きな利益はあまり期待できませんが、割引率さえ渋くなければ参加するつもりです。 |
総合評価(分売前日時点)
評価 | |
---|---|
C(6) | |
分売価格は発表日終値よりも高いですが、割引率は渋くなく、株価も上昇局面から値を下げて終えたことは評価できます。 短期では大きく利益を狙えないと思いますが、優待狙いの下支えがあることや、配分は複数見込めそうなので参加しようと思っています。 |