貸借×小型でリターン期待!モリト(9837)の立会外分売予想

2019年6月28日(金)~2019年7月04日(木)に立会外分売実施が予定されている、モリト(9837)の分売詳細情報です。

スポンサーリンク

モリトの立会外分売詳細

銘柄名モリト(9837)【東証一部】
業種卸売業
企業詳細1908年創業の服飾資材大手。米国社2014年買収で金属ホック世界首位。自動車内装品も。海外アパレル付属品は需要低調ながら原料銅価高一服で採算改善方向。営業益の伸びが回復。
発表日2019年6月20日(木)
分売予定日2019年6月28日(金)~2019年7月04日(木)
分売実施日2019年6月28日(金)
売買単位100株
申込上限3,000株
信用区分貸借
分売枚数1,000枚(100,000株)
発行株式数比率約0.3%
分売総額0.8億円(分売発表日終値ベース)
分売価格783円
割引率2.49%
分売目的株主による売却

モリトの株式データと推移

発表日終値817円
発表日出来高100枚
分売前日終値803円
分売前日出来高1,056枚
予想PER15.01倍
実績PBR0.65倍
株主優待なし
予想配当利回り3.40%

モリトの業績データ

2019年11月(予想)2018年11月2017年11月
売上高(百万円)47,00043,94341,388
営業利益(百万円)1,9001,7251,707
当期利益(百万円)1,4001,2573,305
ROA(%)3.166.62
ROE(%)9.1318.66
自己資本比率(%)34.147.0

モリトの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年10月以来の分売実施。
前回(分売枚数:2,000枚、割引率:2.77%)の結果は、始値+2.8%・終値+2.0%となっています。

分売目的

実施目的には一定数量の売却意向とあり、株主による売却のための分売となります。

流動性

現在の板は300枚以上、発表前の出来高平均は100枚程度と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

株価は1月の決算後に700円付近まで売られましたが、その後の自社株買いが好感されて反発。
4月はじめには867円の年初来高値を記録しています。

PER15.01倍・PBR0.65倍の株価は、同業他社と比較して同水準程度。

直近の値動きはそこまで大きくなく、比較的安定しています。

配当金・株主優待

年間配当は1株26円で利回りは3.40%
今期は1円増配。

株主優待ですが以前はありましたが、配当性向を高くしたことにより廃止されています。

業績

今期業績は売上+7.0%・利益+10.1%と、二けた増益となる見込み。
これで3期連続の増収増益となります。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
B(7)

分売枚数は多くなく、発行株式数比率はたった0.3%の小型の案件となります。
流動性が高いとは言えませんが、貸借銘柄であるためある程度の改善は見込めそうです。

既に空売りが入っており、直近安値の700円付近まで調整すれば一旦の反発が期待できそう。
単価は安くて値動きも大きくないため、参加のリスクは低めと言える。

前回は今回の2倍の規模でかつ地合いも悪かったですが、プラスリターンで終えています。

過去の分売結果が好調なことや、利益が狙える小型の貸借分売であることから、各社から参加する予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(6)

発表以降700円台前半まで下げる場面もありましたが、本日後場から買戻しが入り大きく反発しています。
ディスカウントは強気の設定で、最良買い気配から見ると1.7%程度しか割り引かれておりません。

ただ空売りはまずまず入っているので、寄りで分売価格を割れる展開にはならないと思われます。
流動性も高くなっており、需給面の問題はなさそう。

値ごろ感はないことから短期で大きな利益は期待できませんが、そこそこのリターンは狙えそうですので各社から参加します。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする