一部昇格に向けた分売!MS−Japan(6539)の立会外分売予想

2017年11月17日(金)~11月22日 (水)に立会外分売実施が予定されている、MS−Japanの分売詳細情報です。

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MS−Japanの立会外分売詳細

銘柄名MS−Japan(6539)【東証マザーズ】
発表日2017年11月01日(水)
分売予定日2017年11月17日(金)~11月22日 (水)
分売実施日2017年11月17日(金)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分信用
分売枚数1,500枚(150,000株)
発行株式数比率約2.5%
分売総額6.35億円(分売発表日終値ベース)
分売価格4,748円
割引率2.00%
分売目的市場変更の為の形式要件の充足

MS−Japanの株式データと推移

発表日終値4,230円
発表日出来高958枚
分売前日終値4,845円
分売前日出来高835枚
予想PER38.24倍
実績PBR5.40倍
株主優待3月末・9月末
200株以上…株主優待ポイント
予想配当利回り0.72%

MS−Japanの業績データ

2018年3月(予想)2017年3月2016年3月
売上高(百万円)2,9712,4662,013
営業利益(百万円)1,007987782
当期利益(百万円)786691535
ROA(%)15.0917.69
ROE(%)17.0220.64
自己資本比率(%)90.086.0

MS−Japanの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績

今年5月25日以来の分売実施となります。
前回の結果は、始値+1.6%・終値+6.7%と大幅なプラスリターンで終えています。

分売目的

実施目的に記載されているとおり一部昇格に向けた要件充足の為、実施される立会外分売となります。
今回の分売終了後には流通株式比率の要件を満たすため、早くて年内中(12月中旬以降)昇格する可能性があります。

流動性

板は400枚程度、発表前の出来高平均は600枚程度と流動性はまずまず
分売発表後は、出来高が大きく増えております。

株価・ボラリティ

ここ数か月の株価ですが、レンジでの値動きから徐々に下値を切り上げています。
中間決算の好調な決算発表昇格に向けた分売発表により、一時5,000円台まで高騰しています。

PER38.87倍、PBR5.49倍の株価は、同業他社と比べて少し割高になっています。

一日に100~300円程度は余裕で動いており、マザーズ銘柄であることも含めてボラリティはかなり高くなっています。

配当金・株主優待

配当は1株35円で、利回りは0.71%となっております。

優待は200株以上で株主優待ポイント(年8,000ポイント)が付与されます。
1ポイント=1円分のレートになっており、配当と合わせた総合利回りは1.5%前後

業績

今期業績ですが、売上高+20.5%・利益+2%と微利益ながら増収増益になる見込みです。
ただ2Q経常損益が事前予想よりも20%上回る水準となっており、業績上方修正の期待があります。

自己資本比率が非常に高く、財務状況は健全。

総合評価(分売発表時点)

評価
C(6)

今回の分売実施により昇格の実現性が高まったことから、株価は大きく上昇していてすでに目先過熱感のある価格となっています。
枚数が同程度だった前回の分売結果は良く、今回も枚数的に多くありませんのでまずまずのリターンが期待できます。
ボラが大きいので売り時には注意が必要ですが、展開によっては大幅な利益も期待できます。

しかし株価水準的には割高ともいえる価格になっておりますので、これ以上騰がりすぎると下落リスクが高くなるでしょう。

流動性に問題はなく基本的には参加方針ですが、当日までの株価推移とディスカウント率が決定してから最終的な参加スタンスを決めたいと思います。

総合評価(分売前日時点)

評価
C(5)

前回の分売では実施までに値を大きく下げたこともあって、当日は好調に推移しました。
今回は発表日よりも大きく値を上げており、高値警戒感により上値が重くなるかもしれません。
流動性も、板と出来高が若干減っていることが気になります。

さらに割引率も渋い設定となり、ザラ場で分売価格を割れる可能性になることも否定できません。
ただ値動きは大きいので結果的には利益が出ることも考えられ、リスクがありますがリターンもそれなりに期待できるかと思います。

値嵩株で売りが出やすいため、売却タイミングには気を付けたいところ。
参加スタンスですが、全力では行かずに一部のネット証券から申し込むつもりでいます。
慎重に行きたい方は、明日朝の買い板の厚さを確認してから参加した方が良さそうです。

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