賃借銘柄×値嵩株!OBARA GROUP(6877)の立会外分売予想

2018年01月12日(金)~1月19日 (金)に立会外分売実施が予定されている、
OBARA GROUP
の分売詳細情報です。

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OBARA GROUPの立会外分売詳細

銘柄名OBARA GROUP(6877)【東証一部】
発表日2017年12月22日(金)
分売予定日2018年01月12日(金)~1月19日 (金)
分売実施日2018年01月16日(火)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分貸借
分売枚数1,598枚(159,800株)
発行株式数比率約0.7%
分売総額12.62億円(分売発表日終値ベース)
分売価格7,947円
割引率2.01%
分売目的流動性向上、分布状況改善

OBARA GROUPの株式データと推移

発表日終値7,900円
発表日出来高292枚
分売前日終値8,110円
分売前日出来高402枚
予想PER18.54倍
実績PBR3.41倍
株主優待なし
予想配当利回り1.11%

OBARA GROUPの業績データ

2018年9月(予想)2017年9月2016年9月
売上高(百万円)49,50046,53650,141
営業利益(百万円)9,600 9,0179,745
当期利益(百万円)8,0006,3237,066
ROA(%)10.2511.42
ROE(%)16.1218.97
自己資本比率(%)64.762.2

OBARA GROUPの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2014年9月12日以来の立会外分売実施となります。
前回の結果は始値+2.9%・終値+1.7%となっています。

分売目的

実施目的には「流動性向上」とありますが、現在株主数が降格基準で推移しているため、株主数を充足して回避基準を満たすための分売と推測されます。
そのため、申込上限一枚(100株)で設定されています。

流動性

現在の板は150枚程度、発表後の出来高平均は200枚と流動性はそこそこ

株価・ボラリティ

ここ最近の株価は6,000円前半で安定した動きでしたが、11月初めの決算発表で8,000円付近まで上昇、11月の終わりには年初来高値を記録しています。
現在は2015年に付けた高値が意識されて、上値が重い展開となっています。

PER17.67倍、PBR3.25倍の株価は、他社と比べておおむね同水準程度である。

通常時のボラはそこまで大きくないですが、材料が出ると値動きが激しくなるので注意。

配当金・株主優待

配当は1株90円で利回りは1.16%

株主優待はありません。

業績

今期業績は売上+6.4%・利益+6.5%と、前期まで減益減益が続いていましたが一転して増収増益となる見込み。
為替の円安の影響により、11月2日に業績上方修正を行っています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

賃借銘柄ではありますが、上限が100株となっているため空売りが多く入るかは微妙なところです。
枚数は少なく流動性も問題無い水準と言えます。

ただ一枚70万円以上値嵩株ですので、下落による損失リスクが大きいことには注意が必要です。

その分値幅を取ることもできますので、上に行ったときには大きな利益が期待できそう。
資金がある程度必要なことから、私は前日までの株価推移、割引率を見て参加を決めたいと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

前回と同じく初日に行ずに、空売りの買戻しによる上昇が入ったところでの実施となりました。
割引率こそ前回の1.5%よりは少し高くなっていますが、その代わりに分売価格が発表日終値よりも高くなったタイミングで、実施を計画していたと思われても仕方がないでしょう。

初日に行わなかった立会外分売はあまり勝率が良くありません。
利益が出る可能性もありますが値嵩株で損失ダメージが大きいため、リスクを取れない方は参加を控えた方が良さそうです。

上に行けばリターンが大きいですが、リスク回避で今回は見送ります。

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