値動き大きくリスクは高い?セグエグループ(3968)の立会外分売詳細と予想

2017年8月29日(火)~ 8月31日 (木)に立会外分売実施が予定されている、セグエグループの分売詳細情報です。

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セグエグループの立会外分売詳細

銘柄名セグエグループ(3968)【ジャスダック】
発表日2017年8月14日(月)
分売予定日2017年8月29日(火)~ 8月31日 (木)
分売実施日2017年8月29日(火)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分信用
分売枚数1,000枚(100,000株)
分売総額約4.80億円(分売発表日終値ベース)
分売価格4,544円
割引率3.01%
分売目的分布状況の改善、流動性向上

セグエグループの株式データと推移

発表日終値4,800円
発表日出来高416枚
分売前日終値4,685円
分売前日出来高542枚
予想PER51.73倍
実績PBR7.42倍
株主優待なし
予想配当利回り無配

セグエグループの業績データ

2017年12月(予想)2016年12月2015年12月
売上高(百万円)7,5936,8816,172
営業利益(百万円)303218128
当期利益(百万円)25116298
ROA(%)4.623.01
ROE(%)12.369.55
自己資本比率(%)41.732.5

セグエグループの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績

2016年12月21日にジャスダック上場。

今回が初の分売実施。同時に分割(1:2)も9月30日に行うことを発表しています。

分売目的

適時開示には「分布状況の改善、流動性向上」となっております。
鞍替えですが、二部上場の要件は満たしそうなので可能性がありますが、一部上場は要件的にも厳しいので可能性としては低いと思われます。

流動性

板は数枚レベルで並んでおりやや薄いです。発表前の出来高平均は200枚以上と、流動性はそこそこな水準。

株価・ボラリティ

株価は今年6月に一時6,640円まで高騰しましたが、その後は軟調な動きとなり、現在は5,000円前後で取引されています。
分売発表後には、分売実施による需給悪化と決算発表によって、4,500円前後まで売られています。

PER51.34倍、PBR7.36倍の株価水準は、成長性を加味しても割高と言える水準でしょう。

日によっては200円以上動くときもあるので、ボラリティがかなり高い銘柄になります。

配当金・株主優待

配当と株主優待は現在のところありません。

業績

今期予想は売上高+10.3%、当期利益+54.9%大幅な増益見込みで、業績は好調と言えます。

2Q時点での経営利益進ちょく率が84.7%と順調で、会社予想を上回るとの見方が強いです。

総合評価(分売発表時点)

評価
C(5)

分売枚数は1,000枚と多くなく、出来高もこの枚数なら問題ないレベルでしょう。

ただ板が薄く、飛び飛びになっていますので、値動きが大きくなることが不安視されますね。
値嵩株で買いが入りづらい点も気になります。

今の状況ではリスクの方が高いと言えるので、分売実施までにもう少し板が厚くなれば、参加の検討をしたいと思います。
最悪な展開になれば、今までの利益が消え去る可能性もあるので、ここは慎重になりたいですね。

総合評価(分売前日時点)

評価
C(6)

ディスカウント率は3%以上となりましたが、本日株価が3%程度上昇したため、実質的なお買い得感はありません。
ただ発表日終値から約5.3%ほど値を下げた、分売プライスとなっていることは評価できます。

しかし以前板は薄く値動きも激しいので、一時的に割れる展開になることも予想されます。
枚数的には多くないので利益が出そうではありますが、値嵩株なのでリスクも存在することは頭に入れておいた方が良いと思います。

私は少し参加するつもりでいますが、最終的には明日の板を見て判断しようかと思います。

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