2018年7月26日(木)~2018年7月30日(月)に立会外分売実施が予定されている、北興化学工業(4992)の分売詳細情報です。 2,650 過去10年での分売実績はありません。 一部上場で特に実施する目的がなく、単に上位株主による売却案件かと推測されます。 現在の板は500枚以上、発表前の出来高平均は300枚程度と流動性はまずまず。 ここ最近の株価はずっと下落基調であり、7月の好調な決算発表で一旦反発しましたが、その後の分売発表により再び年初来安値付近まで下げています。 PER7.13倍・PBR0.63倍の株価は、同業他社と比較してかなり割安。 一日に5%前後動く日もあるなど、ややボラは大きめ。 年間配当は1株12円で利回りは2.17%。 株主優待はありません。 今期業績は売上+4.0%・利益+15.9%と、減益だった前期から一転して増収増益予想。 枚数は多くなく、発行株式数から見ても規模は小さいと言えます。 また賃借銘柄なので空売りが順調に入ると、当日の買戻しによる上昇が期待できます。 単価が安いので大きな利益は期待できませんが、よほど条件が悪くならない限り分売価格割れにはならないかと思います。 本日こそ大きく値を上げてしまいましたが、 また板&出来高も大きく増加していて買い需要が高くなっており、寄りでも一定の利益が狙えそうです。 低単価&申込上限多めで配分競争率は高くなりそうですが、資金を集めてネット証券各社から申し込む予定です。北興化学工業の立会外分売詳細
銘柄名 北興化学工業(4992)【東証一部】 発表日 2018年7月19日(木) 分売予定日 2018年7月26日(木)~2018年7月30日(月) 分売実施日 2018年7月26日(木) 売買単位 100株 申込上限 2,000株 信用区分 貸借 分売枚数 1,500枚(150,000株) 発行株式数比率 約0.5% 分売総額 0.87億円(分売発表日終値ベース) 分売価格 561円 割引率 2.09% 分売目的 分布状況の改善、流動性向上 北興化学工業の株式データと推移
発表日終値 581円 発表日出来高 227枚 分売前日終値 573円 分売前日出来高 1,083枚 予想PER 7.13倍 実績PBR 0.63倍 株主優待 なし 予想配当利回り 2.17% 北興化学工業の業績データ
2018年11月(予想) 2017年11月 2016年11月 売上高(百万円) 41,400 39,826 40,117 営業利益(百万円) 2,286 2,464 当期利益(百万円) 2,100 1,989 1,965 ROA(%) – 4.95 4.67 ROE(%) – 9.75 10.80 自己資本比率(%) – 54.2 47.2 北興化学工業の立会外分売評価と予想
上場日・分売実績など
分売目的
流動性
株価・ボラティリティ
配当金・株主優待
業績
2Q時点の経営利益進ちょく率は98.9%と、5年平均(85.5%)を上回っています。総合評価(立会外分売発表時点)
評価 B(7)
流動性もまずまずとあり、需給面での不安はないでしょう。
株価的にはすでに割安水準であり、分売による注目で買い需要もそこそこ見込めるかと思われます。
割引率によっては微妙なリターンになるかもしれませんが、現在のところ参加予定でいます。総合評価(立会外分売前日時点)
評価 B(7)
依然割安の株価水準であり、バリュー株狙いによる買いが見込めそう。
地合い次第になりますが、一旦の上値の目途としては600円手前ぐらいでしょうか。