昇格&成長期待銘柄!Ubicomホールディングス(3937)の立会外分売詳細と予想

2017年9月1日(金)~ 9月5日 (火)に立会外分売実施が予定されている、Ubicomホールディングスの分売詳細情報です。

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Ubicomホールディングスの立会外分売詳細

銘柄名Ubicomホールディングス(3937)【東証マザーズ】
発表日2017年8月17日(水)
分売予定日2017年9月1日(金)~ 9月5日 (火)
分売実施日2017年9月1日(金)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数1,000枚(100,000株)
発行株式数比率約1.8%
分売総額約2.60億円(分売発表日終値ベース)
分売価格3,230円
割引率3.00%
分売目的一部市場変更に伴う形式基準の充足

Ubicomホールディングスの株式データと推移

発表日終値2,597円
発表日出来高327枚
分売前日終値3,330円
分売前日出来高945枚
予想PER86.18倍
実績PBR16.38倍
株主優待なし
予想配当利回り無配

Ubicomホールディングスの業績データ

2018年3月(予想)2017年3月2016年3月
売上高(百万円)3,5272,9922,926
営業利益(百万円)356237193
当期利益(百万円)214112-4
ROA(%)5.40-0.20
ROE(%)12.19-0.52
自己資本比率(%)49.838.0

Ubicomホールディングスの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績

2016年6月21日に、旧社名「AWSホールディングス」として東証マザーズに上場。
今回が初めての分売実施となります。

また2017年9月末に、株式分割(1:2)を行う予定です。

分売目的

「市場変更に伴う形式基準の充足」と適時開示にあるとおり、一部昇格要件を満たすための分売となりそうです。
今回の分売実施後には、株主数も含めて要件に達する見込みです。

流動性

板はまずまず、発表前の出来高平均は500枚前後と、流動性は問題ないでしょう。
発表日以降、かなり出来高が増えており、活発に取引が行われております。

株価・ボラリティ

株価は5月末に、子会社の医療データ分析ツールが、日本最大級のグループ医療機関で導入されたことを材料として急騰
さらに8月21日に、世界的医療情報データベース企業ともデータ分析事業で協業開始したことで、再び買い材料とされ、年初来高値である3,980円にまで上昇しています。

その後は分売実施が近いこと意識されて、一旦の利確の値動きを見せております。

PER84.76倍、PBR16.11倍の株価は、成長性を加味しても割高水準と言えます。

一日に100円~200円は余裕で動くので、かなりボラリティは高くなっています。

配当金・株主優待

配当は無配で、優待も今のところ無しとなっています。

業績

今期の業績は売上高+約18%、利益+50%の増収増益見込み。
今後も成長が期待される医療ビックデータ銘柄ということで、成長株としての魅力は高いです。

総合評価(分売発表時点)

評価
C(6)

出来高・板は分売数量からすれば十分すぎる程ありますので、流動性の心配はないでしょう。
分売規模も大きくなく需給面でも問題ないです。

ただ値動きが非常に激しく、ここ数か月でも大きく乱高下していますので、場合によっては大きく分売価格を割れる可能性もあります。

個人的には分売枚数が少ないので、始値付近で割れることはないと思います。
短期売却を意識すれば、そこそこの利益は出るのではないでしょうか。

しかし前述したとおり、下に向かうと底が見えない状況になりそうですので、リスクがあることも分かったうえで参加した方がいいでしょう。

総合評価(分売前日時点)

評価
C(6)

本日の株価は2.5%ほど値を下げましたが、割引率は3%でしっかりとディスカウントされたことは評価できます。
流動性は高く枚数も少ないので、まずまずの利益は期待できるのではないでしょうか。

しかし株価の値動きが依然不安定なので、前回予想でも伝えたとおり、売り時には注意した方が良いでしょう。
そしてかなり割高と言える水準なので、中長期では調整局面となるかもしれません。

万全な態勢でいくなら、明日朝の板の厚さを確認してから、申し込むのが良いと思います。
資金の都合上もあり、私は少しだけ参加するつもりでいます。

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