貸借銘柄で利益期待!早稲田アカデミー(4718)の立会外分売予想

2019年8月27日(火)~2019年8月29日(木)に立会外分売実施が予定されている、早稲田アカデミー(4718)の分売詳細情報です。

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早稲田アカデミーの立会外分売詳細

銘柄名早稲田アカデミー(4718)【東証一部】
業種サービス業
企業詳細集団指導塾「早稲田アカデミー」運営。傘下に医系「野田クルゼ」。社会人研修など独自の多角化
発表日2019年8月20日(火)
分売予定日2019年8月27日(火)~2019年8月29日(木)
分売実施日2019年8月27日(火)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分貸借
分売枚数2,200枚(220,000株)
発行株式数比率約1.3%
分売総額1.85億円(分売発表日終値ベース)
分売価格789円
割引率2.59%
分売目的株主による売却

早稲田アカデミーの株式データと推移

発表日終値843円
発表日出来高300枚
分売前日終値810円
分売前日出来高843枚
予想PER11.54倍
実績PBR1.75倍
株主優待3月末
100株以上…クオ・カード1,000円分
9月末
100株以上…株主優待券5,000円分
予想配当利回り2.57%

早稲田アカデミーの業績データ

2020年3月(予想)2019年3月2018年3月
売上高(百万円)25,26823,81422,143
営業利益(百万円)1,7391,5261,112
当期利益(百万円)1,067925727
ROA(%)6.285.39
ROE(%)12.6510.36
自己資本比率(%)50.648.7

早稲田アカデミーの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

本年3月25日以来の分売実施。
前回(分売枚数:800枚、割引率:2.51%)の結果は、始値+1.1%・終値+1.5%となっています。

分売目的

株主からの売却案件ですが、申込上限を1枚にしていることから、株主数を増やす目的もあると思われます。

流動性

現在の板は600枚以上、発表前の出来高平均は450枚程度と流動性は十分にある。

株価・ボラティリティ

株価は800円が意識されて上値が重い展開でしたが、7月末に自社サービスで使える株主優待が追加されたことで急騰。
その後も買われ続け、800円台半ばまで上昇しています。

PER11.54倍・PBR1.75倍の株価は、同業他社と比較して同水準程度。

発表前の値動きは大きくなく、比較的落ち着いています。

配当金・株主優待

年間配当は1株20円で利回りは2.57%
今期から実質2.5円増配。

株主優待3月末に100株以上保有で1,000円分のクオカード、9月末に100株以上保有で株主優待券5,000円相当がもらえる。
クオカード優待の場合のトータル利回りは3.85%

業績

今期業績は売上+6.1%・利益+14.0%と、6期連続の増収増益となる見込み。
1Q時点の赤字幅は前期より縮小しています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
B(7)

実施枚数は多くなく小型寄りの案件となります。
流動性は現在でもまずまずとあり、分売の消化に問題なさそうです。

株価は分売を警戒してか、発表翌日に大きく下落しています。
やや短期で売られすぎではあるものの、貸借銘柄なので空売りが積みあがることに期待。

前回思ったより利益が出なかったのは、空売りが前日に買い戻されたことや地合い悪化の影響によるものです。
地合いと条件が問題なければ安定した利益が期待できるので、各社から参加する予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
B(7)

発表直後こそ大きく下げましたが、その後は買戻しが入り本日も横ばいで引けています。
ディスカウントはやや低いですが、買い需要のある価格帯での値決めであることがプラス要素。

空売りも多くは積みあがってないですが、板はそこそこ厚く分売価格を割ってはじまる心配はなさそうです。
先物も今のところは戻しており今後のニュース等には注意が必要ですが、そこまで大きな影響はないかと思われます。

800円台半ば付近では売りが出そうですが、安定した利益が期待できると思います。
私も各社から参加する予定です。

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