一部市場変更を目指した分売!and factory(7035)の立会外分売予想

2019年10月25日(金)~2019年10月29日(火)に立会外分売実施が予定されている、and factory(7035)の分売詳細情報です。

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and factoryの立会外分売詳細

銘柄名and factory(7035)【東証マザーズ】
業種サービス業
企業詳細スマホアプリ開発会社。20年8月期は漫画アプリが順調拡大、前期末開始のゲームアプリも寄与。利用者総数で業界首位うかがう。IoTホテルの開業支援3程度と前期並みだが、期末に自社開発のホテル売却収入。
発表日2019年10月16日(火)
分売予定日2019年10月25日(金)~2019年10月29日(火)
分売実施日2019年10月25日(金)
売買単位100株
申込上限300株
信用区分信用
分売枚数3,300枚(330,000株)
発行株式数比率約3.5%
分売総額8.03億円(分売発表日終値ベース)
分売価格2,272円
割引率2.49%
分売目的市場変更における形式要件の充足

and factoryの株式データと推移

発表日終値2,432円
発表日出来高3,901枚
分売前日終値2,330円
分売前日出来高2,599枚
予想PER57.38倍
実績PBR12.45倍
株主優待8月末
100株以上…株主優待ポイント(5,000ポイント)
予想配当利回り無配

and factoryの業績データ

2020年8月(予想)2019年8月2018年8月
売上高(百万円)5,9993,9161,916
営業利益(百万円)580512365
当期利益(百万円)390327260
ROA(%)14.9927.15
ROE(%)29.0580.62
自己資本比率(%)59.134.3

and factoryの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年9月に東証マザーズ上場。
今回が初の分売実施となります。

分売目的

今回は東証一部への市場変更を目的とした分売となります。
株主数増加目的(現時点の株主数は不明)もあると思いますが、上限300株としていることから、流通株式比率要件の充足をメインとした実施と言えそうです。

流動性

現在の板は400枚以上、発表前の出来高平均は1,000枚程度と流動性は高い

株価・ボラティリティ

上場以降株価は激しく上下に動いており、流通株式が少ないこともあって動意づくと値が軽くなっています。
しばらく下落基調でしたが、株式分割優待新設が好感されて反発しています。

PER57.38倍・PBR12.45倍の株価は、同業他社と比較してかなり割高
ただIoT関連で見ると市場平均並み。

新興銘柄だけあってボラティリティが高くなっています。

配当金・株主優待

年間配当は無配。

株主優待は8月末に100株以上保有で、食品や電化製品等に交換可能な株主優待ポイントがもらえる。
優待利回りは2.1%程度

業績

今期業績は売上+53.2%・利益+13.3%と大幅増収で、5期連続の過去最高益となる見込み。
アナリスト予想はかなり強気で、2倍近い利益を見通しています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

枚数はやや多く、発行株式3.5%と重ための案件となります。
直近の流動性は決算発表等で高くなっていますが、普段の出来高は少し物足りない水準。

需給悪化が懸念されて売られており、直近安値の2,100円台前半が意識されそうでしょうか。
市場変更狙いであるものの指標的には割高であるため、しばらく上値の重い展開が続くかもしれません。

成長株で買い需要のある銘柄ですが、値動きが激しくハイリスク&ハイリターンの分売となりそう。
現状ではリスクの方が高いので、ある程度調整して条件も良ければ参加を考えます。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(6)

市場の回復とともに一旦反発しましたが、本日は大きく売られて安値引けで終えています。
下落したのもありますが、新興銘柄としてはディスカウントが少し渋いことが残念です。

ただ流動性は高い水準を維持しており、今回の枚数でも捌くことができそう。
また東証一部昇格狙いの買いが株価の下支えになると思います。

値幅はそれなりに大きいので売り時には注意したいところ。
出来高は十分で買い需要も高いことから、明日の地合いが問題なければ参加します。

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