一部昇格狙いの実施!アセンテック(3565)の立会外分売予想

2019年4月23日(火)~2019年4月26日(金)に立会外分売実施が予定されている、アセンテック(3565)の分売詳細情報です。

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アセンテックの立会外分売詳細

銘柄名アセンテック(3565)【東証マザーズ】
業種卸売業
企業詳細仮想デスクトップのソリューション、ソフト・端末販売、保守・コンサル軸。クラウドサービスも
発表日2019年4月15日(月)
分売予定日2019年4月23日(火)~2019年4月26日(金)
分売実施日2019年4月23日(火)
売買単位100株
申込上限400株
信用区分信用
分売枚数3,300枚(330,000株)
発行株式数比率約5%
分売総額5.66億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,627円
割引率3.04%
分売目的市場変更における形式要件の充足

アセンテックの株式データと推移

発表日終値1,715円
発表日出来高331枚
分売前日終値1,678円
分売前日出来高228枚
予想PER41.39倍
実績PBR8.24倍
株主優待なし
予想配当利回り0.40%

アセンテックの業績データ

2020年1月(予想)2019年1月2018年1月
売上高(百万円)5,9005,4564,326
営業利益(百万円)420376253
当期利益(百万円)280265188
ROA(%)0.59
ROE(%)5.42
自己資本比率(%)9.6

アセンテックの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2017年4月25日の東証マザーズに新規上場。
今回が初の分売実施となります。

分売目的

一部市場変更目的の実施であり、今回の分売で株主要件を満たし全ての要件をクリアすることになります。

流動性

現在の板は500枚以上、発表前の出来高平均は300枚程度と流動性はまずまず

株価・ボラティリティ

ここ半年の株価は、1,500円~2,000円の間で上下に激しく動いています。
今年4月初めにはマザーズ市場の下落もあって、年初来安値(1,527円)を記録しています。

PER41.39倍・PBR8.24倍の株価は、同業他社と比較して割高の水準

動意づくと値動きが激しくなっており、ボラは大きい銘柄です。

配当金・株主優待

年間配当は1株7円で利回りは0.40%。

株主優待はありません。

業績

今期業績予想は売上+8.1%・利益+11.7%と、前期より成長性は落ちるものの二桁増益を維持する見込み。
これで2期連続の最高益更新となる予定です。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

枚数はまずまずとあり発行株式数比率も約5%と、重たい案件となります。
流動性もこの規模では十分とは言えず、今後改善されないと厳しそうです。

一部昇格目的はプラス要素で、下値での買い需要は高くなっています。
ただ現時点で割高の株価なので買われすぎると、当日は軟調な結果となりそう。

ボラも激しく売却タイミングを誤ると、損失ダメージが大きくなりそうです。

規模の大きい非貸借銘柄の結果は良くないことが多いので、よほど状況が改善されない限り見送る予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

発表以降買われて一時1,800円台を付ける場面もありましたが、その後買いは続かず売られています。
割引率は3%ですが、値動きの激しいマザーズ銘柄だけあって妥当と言ったところ。

流動性は出来高が増えておらず、発行株式5%の案件を捌くのは難しそうでしょうか。
明日の板気配次第でもありますが、このままだと寄りで割れる可能性も十分考えられるでしょう。

下値では拾われると思いますが、短期で損する確率の方が高いので、今回は無理せず見送る予定です。

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