弁護士ドットコム(6027)の立会外分売予想

2019年8月14日(水)~2019年8月21日(水)に立会外分売実施が予定されている、弁護士ドットコム(6027)の分売詳細情報です。

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弁護士ドットコムの立会外分売詳細

銘柄名弁護士ドットコム(6027)【東証マザーズ】
業種サービス業
企業詳細Webでの弁護士向け営業支援と一般会員向け法律相談サイトを運営。税理士向けも育成中。弁護士向け営業支援は有料会員数、有料登録弁護士数が堅調増。
発表日2019年8月7日(水)
分売予定日2019年8月14日(水)~2019年8月21日(水)
分売実施日2019年8月14日(水)
売買単位100株
申込上限6,000株
信用区分信用
分売枚数2,000枚(200,000株)
発行株式数比率約0.9%
分売総額9.2億円(分売発表日終値ベース)
分売価格4,133円
割引率1.48%
分売目的分布状況の改善、流動性向上

弁護士ドットコムの株式データと推移

発表日終値4,600円
発表日出来高1,007枚
分売前日終値4,195円
分売前日出来高2,039枚
予想PER288.32倍
実績PBR48.62倍
株主優待なし
予想配当利回り無配

弁護士ドットコムの業績データ

2020年3月(予想)2019年3月2018年3月
売上高(百万円)4,3003,1322,318
営業利益(百万円)520510503
当期利益(百万円)335333323
ROA(%)16.1319.58
ROE(%)19.6023.85
自己資本比率(%)82.981.5

弁護士ドットコムの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年11月以来の分売実施。
前回(分売枚数:1,500枚、割引率:1.48%)の結果は、始値-0.2%・終値+1.0%となっています。

分売目的

前回同様昇格について記載はありませんが、流通株式比率の要件を満たせば市場変更できる可能性があります。

流動性

現在の板は500枚、発表前の出来高平均は2,000枚程度と流動性はかなり高い

株価・ボラティリティ

ここ半年の株価は4,000円~6,000円の間で激しく上下に動いています。
5月の決算発表が好感され急騰、5月27日には5,830円の高値を付けています。

PER288.32倍・PBR48.62倍の株価は、同業他社と比較して非常に割高の水準

1日に400円近く変動する日もあるなど、ボラティリティは高い。

配当金・株主優待

年間配当は無配。

株主優待もありません。

業績

今期業績は売上+37.3%・利益+2.0%と微益ですが、10期連続増収&7期連続で過去最高益更新となる見込み。
1Q時点の利益進ちょく率は35%と順調な滑り出し。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

枚数は自体は多くなく、発行株式1%未満の小型の案件となります。
流動性は高く需給的な不安はありません。

発表以降売られており、直近の下値は4,000円が意識されそうでしょうか。
成長期待で買われていますがかなり割高の水準で、いつ大きな調整が入ってもおかしくない状況。

リスクの高い値がさ株であることや毎回ディスカウントが渋いことから、条件によっては分売価格を割ってはじまる可能性があるでしょう。
今の株価水準では損失覚悟でも突撃するのが怖いので、見送る予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

本日は3%値を下げて発表から8%安の株価で引けています。
ディスカウントは前回同様渋くなっており、地合いを考えるとかなり強気の条件となっています。

出来高はあるので捌くことはできそうですが、明日の板気配で買いが少なければ寄りで分売価格割れになることも十分考えられます。

一応安値付近なのでザラ場で利益が出る場面もあるかもしれませんが、相場を見れない人には売却タイミングが難しい分売となりそう。
渋すぎる割引率だけでなく地合いも不安定な状況ですので、前回予想と同じく見送りとします。

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