【8月29日(木)~9月3日(火)実施予定】 アセンテック(3565)の立会外分売予想

2019年8月29日(木)~2019年9月3日(火)に立会外分売実施が予定されている、アセンテック(3565)の分売詳細情報です。

スポンサーリンク

アセンテックの立会外分売詳細

銘柄名アセンテック(3565)【東証マザーズ】
業種サービス業
企業詳細仮想デスクトップのソリューション、ソフト・端末販売、保守・コンサル軸。クラウドサービスも。好採算の自社製品は東京五輪に向けたテレワーク導入需要拡大、RPA(業務自動化)対応モデルも引き合い活発。
発表日2019年8月21日(水)
分売予定日2019年8月29日(木)~2019年9月3日(火)
分売実施日2019年8月29日(木)
売買単位100株
申込上限200株
信用区分信用
分売枚数3,300枚(330,000株)
発行株式数比率約5%
分売総額6.43億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,790円
割引率3.03%
分売目的市場変更における形式要件の充足

アセンテックの株式データと推移

発表日終値1,949円
発表日出来高46枚
分売前日終値1,846円
分売前日出来高686枚
予想PER42.11倍
実績PBR8.92倍
株主優待なし
予想配当利回り0.36%

アセンテックの業績データ

2020年1月(予想)2019年1月2018年1月
売上高(百万円)5,9255,4564,326
営業利益(百万円)455376253
当期利益(百万円)310265188
ROA(%)12.0410.88
ROE(%)20.5820.43
自己資本比率(%)63.353.6

アセンテックの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2017年4月に東証マザーズ新規上場。今年4月以来の分売実施。
前回(分売枚数:3,300枚、割引率:3.04%)の結果は、始値+0.3%・終値+0.1%となっています。

分売目的

東証一部における市場変更要件を満たすのための分売となっており、要件未達の株主数を増やす目的だと思われます。
すでに東京証券取引所へ申請済み。

流動性

現在の板は100枚以上、発表前の出来高平均は150枚程度と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

株価は4月に1,527円の安値を付けて以降、昇格期待の買いを支えに徐々に下値を切り上げています。
8月初めには2,190円の年初来高値を記録。

PER42.11倍・PBR8.92倍の株価は、同業他社と比較して買われすぎの水準

ボラティリティはそれなりに高い。

配当金・株主優待

年間配当は1株7円で利回りは0.36%

株主優待はありません。

業績

今期業績は売上+8.6%・利益+21.0%と、2期連続で過去最高益を更新する見込み。
8月21日に通期業績予想を上方修正しています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

枚数はまずまずとあり、発行株式約5%の重たい案件となります。
取引は発表翌日こそ活発になりましたが、すでに出来高が細くなってしまっています。

株価は分売による需給悪化が懸念されるものの、業績上方修正を同時に行っておりどちらに動くか注目。
市場変更目的の実施ですが、すでに昇格期待で上昇しているので買い材料にはならなさそう。

同規模だった前回は微妙な結果で終えており、今回も同じ結果か分売価格割れになることが考えられます。
よほど条件が良くなれば参加を検討しますが、割高&大型の非貸借銘柄なので今のところ見送る予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

株価は一時2,000円を超えるなど買われる展開となりましたが、その後売られて結局は発表日から約100円安で引けています。
ディスカウントは3%で分売価格は2か月前の株価水準

出来高は本日こそやや増加しましたが、板がスカスカで発行株式5%の売りを支え切れるか微妙な状況。
明日朝に実需の買いが出れば何とかなる可能性もありますが、現在の買い手不在の市場ではあまり期待できなさそう。

今回はリスクの方が高いと判断し見送る予定です。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする