貸借&小型と良案件!オークネット(3964)の立会外分売予想

2019年8月20日(火)~2019年8月23日(金)に立会外分売実施が予定されている、オークネット(3964)の分売詳細情報です。

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オークネットの立会外分売詳細

銘柄名オークネット(3964)【東証一部】
業種情報・通信
企業詳細中古車や切り花など小売店向けネットオークション開催。中古スマホの海外流通事業を強化。中古スマホは上期軟調も下期から米国での取り扱い台数徐々に増加。
発表日2019年8月9日(金)
分売予定日2019年8月20日(火)~2019年8月23日(金)
分売実施日2019年8月20日(火)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分貸借
分売枚数848枚(84,800株)
発行株式数比率約0.3%
分売総額1.02億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,152円
割引率2.54%
分売目的分布状況の改善、流動性向上

オークネットの株式データと推移

発表日終値1,203円
発表日出来高237枚
分売前日終値1,182円
分売前日出来高478枚
予想PER15.35倍
実績PBR1.91倍
株主優待12月末
100株以上…QUOカード1,000円分
予想配当利回り2.16%

オークネットの業績データ

2019年12月(予想)2018年3月2017年3月
売上高(百万円)20,62419,49219,409
営業利益(百万円)3,5123,2193,245
当期利益(百万円)2,1571,7071,767
ROA(%)6.226.66
ROE(%)10.1012.36
自己資本比率(%)63.160.0

オークネットの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年11月20日以来の分売実施。
前回(分売枚数:2,024枚、割引率:2.57%)の結果は、始値+1.1%・終値+2.5%となっています。

分売目的

特に適時開示に記載はありませんが、申込上限を1枚にしていることから株主増加目的も兼ねていると思われます。

流動性

現在の板は20枚、発表前の出来高平均は250枚程度と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

ここ最近の株価は1,400円の壁に跳ね返され上値が重い状況。
地合い悪化もあり、一時1,100円台まで下落。

PER15.35倍・PBR1.91倍の株価は、同業他社と比較して同水準程度。

ボラは平均並み。

配当金・株主優待

年間配当は1株26円で利回りは2.16%

株主優待は12月末に100株以上保有で、クオカード1,000円分がもらえる。
配当とあわせた総合利回りは2.99%

業績

今期業績は売上+5.8%・利益+9.1%と、減益から一転増収増益となる見込み。
同時に発表された中間決算時点の利益進ちょく率は36%で、通期達成の雲行きが怪しくなっています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
B(7)

枚数は1000枚以下と少なく、発行株式0.3%の小型案件となります。
出来高はそこそこあるのですが、板がスカスカなので実施までに厚くなってほしいところ。

同時に発表された2Q決算が不調なことから、実施までに売り込まれる可能性も。
5月に付けた1,100円付近が短期的な下値の目安でしょうか。

分売としては貸借&小型と、安定した利益が期待できる良案件と言えます。
私も短期勝負であればリターンが狙えると予想し、各社から参加する予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
B(7)

発表直後こそ売り込まれましたが、踏ん張る市場にも支えられて、本日は上昇して引けています。
ディスカウントは前回とほぼ同じ条件。

空売りはほとんど積み上がりませんでしたが、需給的に問題なく短期であれば利益が期待できそう。
分売価格付近の買い需要は高いので、参加のリスクも低め。

一旦の上値は1,200円が意識されそうですが、そこを抜ければトレンド転換の可能性あり。
分売的には問題ない条件ですので、各社から参加する予定です。

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