株主還元が魅力のバリュー株!エコス(7520)の立会外分売予想

2018年5月28日(月)~2018年5月31日(木)に立会外分売実施が予定されている、エコス(7520)の分売詳細情報です。

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エコスの立会外分売詳細

銘柄名エコス(7520)【東証一部】
発表日2018年5月21日(月)
分売予定日2018年5月28日(月)~2018年5月31日(木)
分売実施日2018年5月28日(月)
売買単位100株
申込上限10,000株
信用区分信用
分売枚数3,690枚(369,000株)
発行株式数比率約3.2%
分売総額7.42億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,684円
割引率1.98%
分売目的分布状況の改善、流動性の向上

エコスの株式データと推移

発表日終値2,010円
発表日出来高1,052枚
分売前日終値1,718円
分売前日出来高1,714枚
予想PER7.95倍
実績PBR1.57倍
株主優待2月末・8月末
100株以上…優待券(100円×30枚)もしくはコシヒカリ2kg 
予想配当利回り1.61%

エコスの業績データ

2019年2月(予想)2018年2月2017年2月
売上高(百万円)120,000117,331114,764
営業利益(百万円)

3,830

3,6553,414
当期利益(百万円)2,4002,0831,552
ROA(%)5.294.18
ROE(%)18.5016.15
自己資本比率(%)29.727.3

エコスの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2010年1月以来の立会外分売実施。
参考程度ですが結果(分売枚数:4,500枚、割引率:2.99%)は、始値±0%・終値-0.2%となっています。

分売目的

適正開示には流動性の向上等の記載がありますが、特に行う必要性がなく実施までの期間も短いため、高値圏での売却案件と推測されます。
売出人は2014年に買い付けを行った現在の筆頭株主(200万株保有)か、その他の上位株主(社長)からと思われます。

流動性

現在の板は350枚以上、発表前の出来高平均は600枚程度と流動性はやや高い

株価・ボラティリティ

最近まで株価はずっと1,200円~1,300円の狭いレンジで動いていましたが、4月の本決算&今期業績予想が好調だったことから大きく上昇。
割安性も買い材料とされて、発表前には年初来高値(2,048円)を記録。

PER7.95倍・PBR1.57倍の株価は、同業他社と比較してかなり割安水準

一日に100円程度動く日もあり、一部銘柄としてはややボラが高め。

配当金・株主優待

配当は1株30円で利回りは1.61%。
前期配当から5円増配している。

株主優待は2月末・8月末に100株以上保有で、お買い物券(3,000円分)またはコシヒカリ2kgから選べる。
お買い物券を選択した場合、配当と合わせたトータル利回りは3.22%

業績

今期業績は売上+2.3%・利益+4.8%と増収増益、最終利益も二けた増益の予想。
これで2期連続で最高益を更新する見込み。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

分売枚数は少なくないですが、流動性から見ればなんとか捌ける水準だと言えます。

目的が売却案件ということでネガティブ要素となりそう。
ただ現在調整が進んでおり、分売価格が値ごろ感のある価格になれば、一旦の反発が期待できます。

優待などの株主還元が魅力であることや、指標的には割安ということで、下値での買い需要はありそう。

株価の値動きが落ち着いて、割引率も良ければ参加の検討をします。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

発表日から大きく値を下げていることもあり、ディスカウント率は2%以下と渋くなっています。

枚数はややありますが、出来高が増加していますので需給面での不安はないでしょう。
ずっと下落基調であり、空売りもそこそこ入ってるかと思います。

株価的には割安の水準なので大きくは下げないと思いますが、地合いが不安定なことと権利付き最終日ということで、どこまで買いが集まるかは不透明です。

私は安全に行きたいので、当日朝の買い板がしっかりとあることを確認してから参加する予定です。

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