業績上振れ期待あり!エスティック(6161)の立会外分売予想

2018年8月24日(金)~2018年8月29日(水)に立会外分売実施が予定されている、エスティック(6161)の分売詳細情報です。

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エスティックの立会外分売詳細

銘柄名エスティック(6161)【東証二部】
発表日2018年8月17日(金)
分売予定日2018年8月24日(金)~2018年8月29日(水)
分売実施日2018年8月24日(金)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分信用
分売枚数1,350枚(135,000株)
発行株式数比率約4.6%
分売総額6.66億円(分売発表日終値ベース)
分売価格4,817円
割引率2.98%
分売目的分布状況の改善、流動性向上

エスティックの株式データと推移

発表日終値4,935円
発表日出来高25枚
分売前日終値4,965円
分売前日出来高147枚
予想PER15.25倍
実績PBR2.48倍
株主優待なし
予想配当利回り1.36%

エスティックの業績データ

2019年3月(予想)2018年3月2017年3月
売上高(百万円)5,4004,9814,136
営業利益(百万円)

1,270

1,253915
当期利益(百万円)880858598
ROA(%)14.5611.74
ROE(%)17.2613.75
自己資本比率(%)83.685.2

エスティックの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2016年9月29日以来の実施。
前回の結果(分売枚数:500枚、割引率:2.98%)は、始値+2.3%・終値+5.4%と好調な結果。

分売目的

一部昇格の可能性ですが株主数が要件に達しておらず、今回の分売でも要件を満たすことが厳しそうだと思われます。
今回は単に株主による売却か、適正開示の記載通り、流動性向上目的かと推測されます。

流動性

現在の板は40枚以上、発表前の出来高平均は20枚程度と流動性は低い

株価・ボラティリティ

株価は直近では横ばいとなっていますが、中長期では上昇トレンドとなっています、
7月末の第1四半期決算が好調だったことから株価は上昇、8月初めには5,450円の上場来高値を記録しています。

PER15.25倍・PBR2.48倍の株価は、同業他社と比較して少し割高

一日に200円以上動く日もあるなど、値動きがやや激しい。

配当金・株主優待

年間配当は1株67円で利回りは1.36%

株主優待は創設されておりません。

業績

今期は売上+8.4%・利益+1.4%と、ここ数年好調だった業績は伸び悩む予想。
ただ1Q決時点の利益進捗率が30%を超えており、通期予想の上振れ期待があります。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

分売枚数は多くないですが発行株式が少ない為、重めの案件となっています。

出来高も多い時で1万株と、流動性がやや物足りない水準と言えます。
発表後の流動性改善に期待したいところです。

HYPER空売りが可能なので、少し割高の株価が当日までに調整されると、分売当日の反発が期待できるでしょう。
直近の反発水準である4,000円台前半まで下がれば、買い需要もそれなりに増えそうです。

値嵩株かつボラも少し大きいのでリスクはありますが、当日までの株価調整流動性ディスカウント率を見て判断したいと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

発表直後は値を下げる場面もありましたが、その後反転して本日は5,250円の高値を付けるなど値ごろ感はありません。

動意づくと、ディスカウント分は普通に動くボラの大きい銘柄なので、日中の値動きには注意した方が良さそう。
値嵩株でもあるので、下に向かった時の損失リスクが高い。

出来高こそ少し増加していますが、板が薄いので流動性リスクも残ります。
割安性もなく、最近の分売銘柄への資金流入の乏しさから、買い需要も期待できなそう。

短期的にはリスクが高いと予想し、見送る予定です。

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