【5月22日(水)~5月27日(月)実施予定】岩塚製菓(2221)の立会外分売予想

2019年5月22日(水)~2019年5月27日(月)に立会外分売実施が予定されている、岩塚製菓(2221)の分売詳細情報です。

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岩塚製菓の立会外分売詳細

銘柄名岩塚製菓(2221)【ジャスダック】
業種食料品
企業詳細米菓で国内3位。子会社で通販も。出資・技術支援する旺旺集団(台湾系)からの配当金収入多額
発表日2019年5月14日(火)
分売予定日2019年5月22日(水)~2019年5月27日(月)
分売実施日2019年5月22日(水)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分信用
分売枚数430枚(43,000株)
発行株式数比率約0.7%
分売総額1.68億円(分売発表日終値ベース)
分売価格3,675円
割引率2.00%
分売目的分布状況の改善、流動性の向上

岩塚製菓の株式データと推移

発表日終値3,910円
発表日出来高9枚
分売前日終値3,750円
分売前日出来高126枚
予想PER18.05倍
実績PBR0.38倍
株主優待3月末、9月末
100株以上…自社製品1,000円相当
予想配当利回り0.62%

岩塚製菓の業績データ

2020年3月(予想)2019年3月2018年3月
売上高(百万円)23,60022,97723,792
営業利益(百万円)480866
当期利益(百万円)1,2001,3111,023
ROA(%)1.771.48
ROE(%)2.412.04
自己資本比率(%)73.672.8

岩塚製菓の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

ここ10年での分売実績はありません。

分売目的

老舗のジャスダック銘柄で昇格する意思は無さそうな為、単なる株主による売却目的かと思われます。

流動性

現在の板は50枚以上、発表前の出来高平均は15枚程度と流動性は低い

株価・ボラティリティ

株価は今年に入り4,000円前半で推移していましたが、4月末以降は下落基調となっています。

PER18.05倍・PBR0.38倍の株価は、同業他社と比較して平均水準程度。

取引が閑散としているため、値動きはそれほど大きくありません。

配当金・株主優待

年間配当は1株24円で利回りは0.62%。
今期から2円増配。

株主優待は3月末と9月末に100株以上保有で、それぞれ1,000円相当の自社製品がもらえる。

業績

今期業績は売上+2.7%・利益は60倍増と、前期の大幅減益から回復する見込み。
ただ経常利益と純利益は9%程度の減益となる予想です。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

枚数は500枚以下と少なく、発行株式1%未満の小粒の分売となります。
ただ分売&決算発表翌日でも出来高はあまり増えておらず、全て捌ききれるか不安な状況

現在のところ株価に大きな動きが見られませんが買い需要が低くなっているため、年初来安値付近まで下落する可能性がありそう。
また値がさ株で参加のリスクが高めです。

短期狙いの投資家が少なければプラスで始まる可能性もありますが、現在の低い流動性でかつ値嵩株となると、今回の規模の分売でも厳しいかと思われます。
流動性と地合いが改善されなければ見送る予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

発表日からそれほど値を下げていませんが、割引率は2%と渋くなり値ごろ感はありません。
出来高は本日こそ100枚を超えましたが、ここ1週間の出来高を見ると不安が残ります。

板もスカスカの状況で、地合いが悪いと寄りで支え切れない可能性も。
年初来安値を下回る値決めであることはプラス要因ですが、値嵩株で買いが入りにくいことを考えるとリスクの方が高そう。

分売参加者が少なければ寄りで割れることはなさそうですが、現在の地合いでは積極的に参加しづらいので無理せず見送ります。

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