またまた2万枚超の大型案件!東京個別指導学院(7594)の立会外分売予想

2018年3月15日(木)~3月20日(火)に立会外分売実施が予定されている、東京個別指導学院の分売詳細情報です。

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東京個別指導学院の立会外分売詳細

銘柄名東京個別指導学院(4745)【東証一部】
発表日2018年3月09日(金)
分売予定日2018年3月15日(木)~3月20日(火)
分売実施日2018年3月15日(木)
売買単位100株
申込上限10,000株
信用区分貸借
分売枚数21,526枚(2,152,600株)
発行株式数比率約4%
分売総額30.20億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,127円
割引率3.01%
分売目的分布状況の改善、流動性向上

東京個別指導学院の株式データと推移

発表日終値1,403円
発表日出来高1,605枚
分売前日終値1,162円
分売前日出来高5,811枚
予想PER39.74倍
実績PBR8.83倍
株主優待2月末
100株以上…株主優待カタログ
予想配当利回り2.10%

東京個別指導学院の業績データ

2018年2月(予想)2017年2月2016年2月
売上高(百万円)18,80017,90917,094
営業利益(百万円)2,5602,3052,217
当期利益(百万円)1,6901,4381,383
ROA(%)13.7313.62
ROE(%)17.5117.48
自己資本比率(%)78.478.5

東京個別指導学院の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年12月19日以来3ヵ月ぶりの実施。
前回(分売枚数:27,000枚、割引率:2.47%)の結果は始値-2.0%・終値-1.3%となっています。

分売目的

適時開示には「流動性向上」等の記載がありますが、前回と同じく上位株主による売却案件でしょう。

流動性

現在の板は350枚以上、発表後の出来高平均は1,200枚程度と流動性は高い

株価・ボラティリティ

株価は昨年の分売以降、需給悪化により900円台で停滞していましたが、1月末に優待内容がカタログギフトへ変更したことを受けて高騰。
カタログギフト内容の期待もあって分売発表日に1,400円台に乗せています。

PER39.74倍・PBR8.83倍の株価は、同業他社と比較してやや割高である

一日の値動きは2~3%程度でボラティリティは高くない。

配当金・株主優待

年間配当は1株26円で利回りは2.10%

株主優待は2月末に100株以上保有でカタログギフトがもらえる。

業績

今期業績は売上+5.0%・利益+11.1%と増収増益となる見込み。
3Q時点の通期経常利益における進捗率は46.5%と、5年平均(25.5%)を上回っています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(3)

前回の分売は初日に実施して割引率も渋くはなかったですが、枚数のわりに空売りが多く入らなかったことで分売価格割れとなりました。

今回も枚数が多く、板も薄くなっているので危険な香りがします。
過去の分売も低調な結果ですので、かなり大きな調整が入らない限り厳しい展開となるでしょう。

発表翌日に空売りが入り、10%超下落したことはプラス要素。
ただ1,000円を下回る水準でないと リスク承知でも参加しづらいですね。

枚数が多いので前回同様短期では需給悪化が避けられず、よぼどの好条件でない限り見送ります。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

株価は発表日終値から17%近くも下がっており、割引率と合わせて20%下落と値ごろ感はあります。

板と出来高も増えておりこの株価水準であれば、過去の分売と同じく売れ残ることはなさそうでしょうか。
しかし2万枚が市場に放出されるとなると、しばらくは上値が重い展開になりそう。

この手の分売に積極的な姿勢で参加したいとは思わず、利益が出たとしても僅かになりそうなので不参加とします。

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