2018年8月27日(月)~2018年8月31日(金)に立会外分売実施が予定されている、タイセイ(3359)の分売詳細情報です。 307 2005年2月にマザーズ新規上場。 今回は東証一部への市場変更を目的とした実施です。 現在の板は400枚以上、発表前の出来高平均は200枚程度と流動性はまずまずある。 株価は7月に年初来高値を記録するなど右肩上がりの上昇でしたが、3Q決算で通期据え置きの予想となったことがネガティブ材料となり、1,600円台前半まで下げております。 PER24.43倍・PBR2.43倍の株価は、同業他社と比較してかなり割高。 一日に100円程度動く日もありますが、新興銘柄にしては落ち着いた値動き。 年間配当は1株10円で利回りは0.61%。 株主優待は9月末に100株以上保有で、自社ECサイト「cotta」が常時10%割引で利用できます。 今期業績は売上+1.9%・利益+5.5%と、前期と比べて小幅の増益見込み。 発行株式数からみて枚数はやや多いですが、板はまずまず厚く出来高も増えているので、分売消化に問題でしょう。 地合い悪化が重なったこともありますが、賃借銘柄だけあってすでに大きく売られています。 また前日に大きく買い戻されてしまうと、先日のオークネットと同様な結果になる恐れもあります。 発表から売りが止まらず、ディスカウントと合わせてほぼ30%安での値決めとなりました。 流動性も高くなっており、問題なく全て吸収できると思います。 前日に空売りが大きく買い戻されてしまっていますが、引けで少し入っていると思われます。 ただ最近の分売結果がイマイチなことから、安全に行きたい方は月曜朝の板気配を見てからの参加が良さそうです。タイセイの立会外分売詳細
銘柄名 タイセイ(3359)【東証マザーズ】 発表日 2018年8月10日(金) 分売予定日 2018年8月27日(月)~2018年8月31日(金) 分売実施日 2018年8月27日(月) 売買単位 100株 申込上限 100株 信用区分 貸借 分売枚数 1,600枚(160,000株) 発行株式数比率 約4.4% 分売総額 3.30億円(分売発表日終値ベース) 分売価格 1,446円 割引率 3.02% 分売目的 昇格の為の形式要件の充足 タイセイの株式データと推移
発表日終値 2,061円 発表日出来高 190枚 分売前日終値 1,491円 分売前日出来高 890枚 予想PER 24.43倍 実績PBR 2.43倍 株主優待 9月末
100株以上…自社ECサイト10%割引予想配当利回り 0.61% タイセイの業績データ
2018年9月(予想) 2017年9月 2016年9月 売上高(百万円) 6,148 6,034 4,853 営業利益(百万円) 291 162 当期利益(百万円) 242 239 163 ROA(%) – 5.62 4.06 ROE(%) – 11.47 8.53 自己資本比率(%) – 50.7 47.3 タイセイの立会外分売評価と予想
上場日・分売実績など
過去10年の分売実績はありません。分売目的
分売終了後は株主数要件を満たすことになるので、昇格における要件をクリアできることになります。流動性
株価・ボラティリティ
配当金・株主優待
業績
保守的な予想のため、3Q決時点ですでに利益進捗率が108.7%となっています。総合評価(立会外分売発表時点)
評価 C(6)
支持線から乖離してしまっており、25日線(1,500円付近)で踏ん張ることができなければ、下落に歯止めが利かなくなる可能性があります。
一部昇格狙いの賃借銘柄ですので基本的に参加方針ですが、空売りの状況・割引率などの条件を見て最終的なスタンスを決めたいと思います。総合評価(立会外分売前日時点)
評価 C(6)
これだけ下げたのにも関わらず、3%の割引率があることは評価できます。
昇格狙いや来月の分割実施・優待に向けた買いが入ると思うので、大きな反発はなくてもある程度のリターンは期待できそうです。
私は全力ではありませんが、ネット証券数社から申し込む予定です。