一部昇格狙いの業績好調株!ダブルスタンダード(3925)の立会外分売予想

2018年5月29日(火)~2018年6月1日(金)に立会外分売実施が予定されている、ダブルスタンダード(3925)の分売詳細情報です。

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ダブルスタンダードの立会外分売詳細

銘柄名ダブルスタンダード(3925)【東証マザーズ】
発表日2018年5月14日(月)
分売予定日2018年5月29日(火)~2018年6月1日(金)
分売実施日2018年5月29日(火)
売買単位100株
申込上限300株
信用区分信用
分売枚数3,340枚(334,000株)
発行株式数比率約5%
分売総額12.84億円(分売発表日終値ベース)
分売価格3,371円
割引率2.99%
分売目的市場変更における形式要件の充足

ダブルスタンダードの株式データと推移

発表日終値3,845円
発表日出来高315枚
分売前日終値3,475円
分売前日出来高575枚
予想PER56.65倍
実績PBR20.60倍
株主優待なし
予想配当利回り0.62%

ダブルスタンダードの業績データ

2019年3月(予想)2018年3月2017年3月
売上高(百万円)2,4001,9971,364
営業利益(百万円)

700

551406
当期利益(百万円)462324266
ROA(%)20.2419.69
ROE(%)27.8727.82
自己資本比率(%)78.866.3

ダブルスタンダードの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2015年12月東証マザーズに新規上場。
今回が初めての立会外分売実施となります。

分売目的

適正開示には東証一部市場変更を目的とした記載があります。
昨年9月時点での株主数が大幅に不足していることから、主に株主数要件を満たすための分売と言えそうです。

ただ現時点の株主数が不明で、今回の分売終了後に要件を満たすかは微妙なところ。

流動性

現在の板は200枚以上、発表前の出来高平均は200枚程度と流動性はまずまず

株価・ボラティリティ

ここ最近の株価ですが、2月の3Q決算が好調だったことや株式分割発表が重なり、上場来高値(4,740円)を更新しています。
その後は下落が続いておりましたが、本決算が予想を上回ったこととで、現在はややトレンドが上向きになっています。

PER56.65倍・PBR20.60倍の株価は、同業他社と比較して割高水準

値がさですが200円以上動く日も多く、ボラティリティが高い。

配当金・株主優待

配当は1株24円で利回りは0.62%。

株主優待はありません。

業績

今期業績は売上+20.2%・利益+27.0%と、二けた増益で好調な予想。
これで6期連続の増収増益&最高益を更新することになります。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

分売枚数は発行株式の5%近くと多く、規模も10億円と重たい案件となっています。
流動性も低くはないですが、もう少し出来高がないと捌ききるのが厳しそうだと思います。

また値動きの激しい値嵩株で、下に向かった時の損失リスクが大きいです。
業績好調の成長株で長期的には期待が持てますが、短期的には上値が重い展開となりそう。

直近底値の3,300円付近の値決めとなれば参加妙味がありそうですが、現在の株価水準だとハイリスク&ミドルリターンの案件となりそうです。
現在のところ参加は消極的ですが、安値付近まで調整されて割引率も高ければ一部参加するかもしれません。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

割引率と合わせて発表日から12%安で買えることはプラス要素。

値ごろ感のある価格なので反発を期待したいところですが、枚数が多く値嵩株でもあるので上値では売られやすい展開となりそう。

売却タイミングによっては分売価格を下回ることも予想されます。

あと出来高は増えていますが、板が薄く出来高自体ももう少しだけ増えないと安心して参加できない。
明日の板気配を見て十分な買いがあれば、一部から参加する予定です。

ハイリスクハイリターンの案件となりそうなので、参加する際はリスクを考慮したうえで申し込みましょう。

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