20億円の大規模案件!セコム上信越(4342)の立会外分売予想

2018年3月8日(木)~3月13日 (火)に立会外分売実施が予定されている、セコム上信越の分売詳細情報です。

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セコム上信越の立会外分売詳細

銘柄名セコム上信越(4342)【東証二部】
発表日2018年3月1日(木)
分売予定日2018年3月8日(木)~3月13日 (火)
分売実施日2018年3月8日(木)
売買単位100株
申込上限10,000株
信用区分信用
分売枚数5,240枚(524,000株)
発行株式数比率約4%
分売総額22.11億円(分売発表日終値ベース)
分売価格4,018円
割引率2.00%
分売目的分布状況の改善、流動性向上

セコム上信越の株式データと推移

発表日終値4,220円
発表日出来高なし
分売前日終値4,100円
分売前日出来高3枚
予想PER17.42倍
実績PBR1.19倍
株主優待なし
予想配当利回り1.95%

セコム上信越の業績データ

2018年3月(予想)2017年3月2016年3月
売上高(百万円)23,89523,64323,282
営業利益(百万円)4,5234,5154,545
当期利益(百万円)3,0873,0582,956
ROA(%)6.106.09
ROE(%)7.207.27
自己資本比率(%)85.084.6

セコム上信越の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

ここ10年での立会外分売実績はありません。
セコムを親会社とするセコムグループの一つです。

分売目的

実施までの期間が短く上限枚数を多く設けていることから、上場来高値圏での売却目的の可能性が高い。

流動性

現在の板は100枚以上、発表後の出来高平均は10枚程度と流動性は低い

株価・ボラリティ

ここ最近の株価は4,000円~4,500円のレンジ相場となっています。

PER17.42倍・PBR1.19倍の株価は、同業他社と比較してやや割安

株価は比較的安定しており、値動きは小さい。

配当金・株主優待

配当は1株80円で利回りは1.95%

株主優待はなし。

業績

今期業績は売上+1.1%・利益+0.2%とほぼ横ばいの見込み。
自己資本比率が80%以上と高く、財務の健全性が高い。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(3)

まず発表日に出来高がないなど流動性に大きな不安があります。
さらに発行株式4%と枚数も多く、さすがにすべて捌くことは難しいと思われます。

値嵩株で買いが集まりにくく売りも出やすいことから、今回の20億円の大規模案件では分売価格割れの可能性が高いでしょう。

現在も出来高が増えておらず、恐らくこのまま当日を迎えそうなので、割引率が良くても見送る予定でいます。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(3)

発表日から値を下げていることもあり、割引率は2%と渋い設定となっています。

実施前日にも関わらず出来高が3枚のみ流動性が乏しい状況に変わりありません。
始値で分売価格割れになることも考えられ、短期取引での参加はおすすめできない。

直近安値付近であることが唯一評価できる点。
損をする確率の方が高いと思うので、明日の分売はスルーします。

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