小粒案件!スマートバリュー(9417)の立会外分売詳細と予想

2017年6月5日(月)~ 6月7日 (水)に立会外分売実施が予定されているスマートバリューの分売詳細情報です。

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スマートバリューの立会外分売詳細

銘柄名スマートバリュー(9417)【ジャスダック】
発表日2017年5月29日(月)
分売予定日2017年6月5日(月)~ 6月7日 (水)
分売実施日2017年6月5日(月)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数450枚(45,000株)
分売総額約0.89億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,966円
割引率2.04%
分売目的流動性向上

スマートバリューの株式データと推移

発表日終値1,980円
発表日出来高100枚
分売前日終値2,007円
分売前日出来高170枚
予想PER25.68倍
実績PBR2.36倍
株主優待なし
予想配当利回り0.75%

スマートバリューの業績データ

2017年6月(予想)2016年6月2015年6月
売上高(百万円)7,0616,7686,429
営業利益(百万円)293257180
当期利益(百万円)176165126
ROA(%)5.314.44
ROE(%)9.469.19
自己資本比率(%)59.253.0

スマートバリューの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績

2015年6月にジャスダックに上場しております。
今回が初の分売実施。

分売目的

上場からおよそ2年が経ち市場変更も見えてきますが、現段階ではまだまだ1部昇格には要件的に厳しいでしょう。
本分売の趣旨は流動性改善目的だと思えます。

流動性

板はやや薄く、発表前の出来高平均も70枚程度と、流動性は低いです。
発表翌日以降の出来高もあまり増えておらず、実施日までにある程度の流動性が伴ってこないと、やや厳しい展開になりそうです。

株価・ボラリティ

株価は一時2,600円台に乗せましたがその後2,000円付近に下がり、ここ1年で見てもおおよそ1,500円~2,000円の間で取引されています。

PER25.68倍、PBR2.36倍の株価水準は他と比較してやや割高感が感じられます。

ここ最近の値動きは20円~30円程度で、そこまでボラリティが高い銘柄ではないでしょう。

配当金・株主優待

配当金は1株15円で予想配当利回りは0.75%となっています。
株主優待は現在のところありません。
利回りが低く優待もないので、株主還元策はやや魅力が薄いですね。

業績

業績はここ数年好調で今期も増収増益見込みですが、3Q時点で進ちょく率が71.7%とやや厳しい展開になっています。

総合評価(分売発表時点)

評価
C(6)

分売発表後も流動性が乏しいのが気になりますが、枚数・規模ともに小粒ではありますので吸収することは出来ると思います。
上限が一枚なのも大きな売りが出にくく評価できます。

ただディスカウント率次第で期待できる利益も変わってきそうなので、実施日前日まで様子見にしておきます。

総合評価(分売前日時点)

評価
B(7)

株価はそこまで上昇せず、分売価格を下回って実施日を迎えることになりました。
割引率こそ2%と渋かったですが、流動性はやや向上していますので小規模分売であることも踏まえて、まずまずのリターンは期待できそうです。

枚数の少ない分売はあまりにも買い需要がない銘柄以外、総じて好結果を残していることから、本分売も底堅い動きとなるでしょう。

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